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被災地より・・・一時帰国にて

被災地より・・・一時帰国にて

一時帰国のため、実家のある茨城県に戻ってきています。メディアではあまり流れていませんでしたが、茨城県も東日本大震災の1つ。

ニュースを見聞きしていても、やはり自分の目で故郷の状況を見るまではまだ信じられないという気持ちで毎日を送っていました。楽しみな反面、どこか現実に直面したくないという気持ちで迎えた一時帰国。しかし、成田空港に降り立つと、そこの風景は以前と全く同じで、ホッとしたのを覚えています。

空港から高速バスに乗って実家へ向かうバスの中、バスが必要以上にガタガタ揺れるのを感じました。大地震で出来てしまった亀裂や凹凸が原因のようです。また、窓から見える家々も青いビニールシートで覆われていたり、庭のブロック塀が崩れかかっていたり、大地震の被害の様子を目のあたりにしました。極めつけは墓地の墓石。ゴロゴロと転がっている墓石を見て、とてもショックを受けました。この光景は一生忘れることができないと思います。

余震の数も減って規模も小さくなっているものの、毎日のように小さな揺れを感じ、大地震以前自分が体験していた地震とは明らかに違うなと思います。余震が多かった時にはおちおち寝ていられなかったという家族や友人の話も心からうなずけます。

また、最近、福島の原発がメルトダウンの状態に既に陥っていたというニュースがあったばかりで、地域の住民はこの報道に呆れつつも、とても不安を募らせています。友人の1人もこのニュースを聞いて以来、ついにペットボトルの水に切り替えたとか。もう2ヶ月以上にもなる原発問題、本当に早く解決して欲しいものです。

2011年05月20日(金) written by Miyo from (イギリス)
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