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新年の飾り

新年の飾り
ディテールも
美しいWeihnachtskrippe
皆様、明けましておめでとうございます。本年も英国やヨーロッパの日常を楽しみながら、イギリス現地ブログで皆様に有益な情報を提供できたらと願っております。
さて英国生活も続きますが、クリスマス休暇から年明けは毎年スイスで過ごすのが恒例となっています。昨年末は暖冬で、積雪が驚くほど少ない上に雨が降り続き、「冬休暇らしからぬ」雰囲気に気を落ちしているスイス人の人々を多く見かけました。しかしそれでも積雪はスキーなどのウィンタースポーツには十分。スキー場があるリゾートの多いグラウビュンデン州スルセルヴァ(郡)では休暇に来ている家族連れでいっぱいです。
新年の飾り
テーブルセッティングも豪華に
スイスではクリスマスに続くお正月は比較的静か(家族によりますが)で、お正月に向けたデコレーションと言うものはあまり見かけません。よってクリスマスのデコレーションが新年をまたいで家を飾ります。特にWeihnachtskrippeと呼ばれるデコレーションは欠かせません。クリッペとはドイツ語の「飼い葉おけ」で、キリストが生まれたときの様子(飼い葉おけに寝かされていたとのこと)を表現したものです。各家庭でこのクリッペがクリスマスツリーと同じくらい個性を発揮してくれているのですが、購入できる陶器のものから、自作のものまであります。
これらクリッペは1月6日のDrei Könige(ドライ・ケーニゲ:3人の王様)の日まで飾られることが多いそうです(中には1月中旬までと言う人も)。この3人の王様は新約聖書に出て来る「東方3賢者」でキリストの誕生したときにやってきて拝んだとされます。
クリスマス、年越し、そして新年にあわせて家族が集まるのはどこの国でも同じです。飾られるデコレーションに毎年楽しみを見つけ、その雰囲気を味わうときほど幸せを感じられることはないかもしれません。
みなさんの年明けの風景はいかがでしょうか?
2013年もまた皆様にとって実りの多い1年になることを心からお祈り申し上げます。
Bien niev onn! *(Happy New Year!)
昨年の新年の記事:「スイスで迎える新年」
*スイスの第4番目の公用語ロマンシュ語
2013年01月01日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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