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イギリスにおける日本のイメージ?

イギリスにおける日本のイメージ?
イギリス人が手にする日本語の学習本
 最近、知人のイギリス人が日本語教室に通い始めたと聞き、少々びっくりしました。きっかけは、日本の幕末の侍に興味を持ったことだと言います。ここイギリスで、高校時代の親友が日本人だったからと日本語を勉強している女の子や日本人女性と付き合ってみたいから日本語を習い始めた男性などを何人か観てきましたが、歴史、ポップカルチャー、ファッション、また不純(?)な動機を含めて彼らが日本語に触れるきっかけは様々のようです。
イギリスにおける日本のイメージ?
大手スーパーの寿司弁当
実際のところイギリスでは、TVなどを通して日本に関する情報が流れてくることが皆無といってよいほどないため、ほとんどの人たちが日本について全く知らないか、妙なイメージを抱いていたりします。しかし、近年になって東京を舞台にした映画「ロスト・イン・トランスレーション」の影響もあってか、若者層を中心にヒップなイメージの東京を思い描く人も多くなってきているようです。
日本のアニメやマンガを早いうちから輸入・放送していたヨーロッパ大陸の国々と違って、イギリスのオタク文化はまだ日が浅いという印象ですが、映画好きのイギリス人たちにとっては、黒沢明や小津安二郎、大島渚のような日本映画に定着した人気があるようです。

一方で、新聞・雑誌に紹介されるビジネス・エグゼクティブのエピソードや、ロンドン発のグローバル情報誌の有名編集長らが大手経済誌のコラム等で積極的に日本を取り上げるようになってからは、ビジネスマンを中心に日本への関心が高くなってきています。そんなビジネスマンたちが多く生息するロンドンへ行けば、お寿司は人気料理の一つになっています。ロンドンでの寿司人気が拡大し、今では大手スーパーマーケットでも(味の良しあしは別として)お寿司のお弁当が必ず置かれるようになりました。徐々にではありますが、日本文化がイギリスの暮らしに浸透していくようになると、面白いかもしれませんね。

2010年10月29日(金) written by あっこ from (イギリス)
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