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イギリスの健康診断事情

新年早々、子宮検診(smear test)を受けてきました。実は、イギリスに来てGP(ホーム・ドクター)に行くのはこれが初めてのこと。

イギリスでは20〜60歳の女性は、3年に1度、子宮検診を受ける義務があります。GPに登録する際に、一番最近受診した婦人科検診の日付を書く欄があるのですが、その日から3年経った、ということでNHS(国民保険制度)から通知が来たんです。

NHSは国の税金によって運営されているので、検診は無料!外国人も同じようにこの制度が受けられるのは嬉しいですよね。基本的外国人でもに6ヶ月以上滞在していれば誰でもこの制度が利用できます。

子宮検診はどのGPでも女性の看護婦さんが担当してくれるようです。日本のようにカーテンで仕切られず、ただ診療台に寝かされるだけです。検査前には問診と血圧検査がありました。結果は1ヶ月以内に郵送で送られてきます。

ちなみに乳がん検診は50歳以上が対象(2012年までに47歳以上になる予定)で、マンモグラフィーのみです。50〜70歳の女性はやはり3年に1度、受診の通知がNHSから届きます。ただし、家族に乳がんになった人がいる場合は40代でも乳がん検診を受けられるようです。

GPを訪れたついでに健康診断もしてもらえないか聞いてみたのですが、「どこか気になるところでも?」との返事が。イギリスでは若い人には健康診断は必要ない、という考え方のようです。イギリスでは滅多なことで健康診断はしないようです。無料なので健康診断なんかしてられないという事情もあるのかもしれませんが。

1年1度の健康診断、30代以上の女性は婦人科検診が当たり前の日本は、世界的にみてもきっと予防医療に熱心な国なんでしょうね。健康診断は、渡英前や一時帰国時に日本で受けるのが一番安心ですね。


2010年01月15日(金) written by Miyo from (イギリス)
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