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イギリスのスローフード

最近では日本でも菜園ブームが到来していると聞きますが、もともとイギリスでは農業に携わることが「優雅な」ライフスタイルの一つと考えられています。

ここで、広く人気を集めているのがアロットメント・ガーデンと言われる市民農園です。アロットメントは18世紀に貧民救済を目的に始まった制度とされ、自給自足を促すことを目的として低価格で土地の一部を貸し出していました。イギリスでは不況とエコ・ブームが重なったことから、再びこのアロットメント・ガーデンが注目を浴び、家庭菜園を楽しむ英国人が急増しているようです。私のイギリス人の友人も今年からアロットメント・ガーデン菜園をはじめ、収穫した野菜を我が家に届けてくれるようになりました。採れたてで新鮮のレタスやコジェット(ズッキーニ)は、お店で販売されているものでは決して味わえない甘みと風味を味わうことができます。

野菜の他にも、イギリスでは代表的なビーフ、チキン、ポーク、ラムの他に「ゲーム」と呼ばれる肉製品が良く食されます。「ゲーム」は狩猟された肉製品のことで、精肉店で簡単に手に入れることができます。

8月12日になるとイギリスでは、「ザ・クロリアス12」と呼ばれるグラウス(雷鳥)の狩猟解禁日となるため街の精肉店では、さっそくその日のうちから新鮮なグラウスが店頭に並びはじめました。さまざまなゲームの狩猟の解禁日がシーズンごとに異なるため、イギリスでは野菜だけでなく食卓に並んだお肉でも季節を感じ楽しむことができるんです。

2009年09月04日(金) written by あっこ from (イギリス)
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