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着物で国際交流。

2008年は「日英友好150周年」ということで、2009年末までイギリス国内のあちこちで日本にちなんだ記念イベントが開催されています。ここ、スコットランドでも例外ではありません。先日、その公認イベントの1つであるアート関連のイベントで、スタッフとしてお手伝いをしてきました。

スコットランド在住のイギリス人アーティストの作品展だったのですが、松尾芭蕉の「奥の細道」を辿ってきたり、日本の詩や俳句を作品の中に取り入れたりと、かなりの親日家ぶりの様子でした。もちろん、そんなオリエンタルな彼の作品には、見事に初日にほぼ赤札がついていました!漢字が入っている作品が特に人気のようで、鑑賞に訪れていたイギリス人たちの日本熱もなかなかのようです。

ところで、このイベントで着物を着せてもらう機会がありました。日本で成人式をしなかった私は、着物を着るのはなんと七五三以来(笑)。着付けの出来る日本人の方に丁寧に着付けをしてもらい、頭まで綺麗に結って頂きました。

母親が和裁をやっていたにもかかわらず、着物には全く興味がなかった私ですが、海外で暮らすうちに改めて着物のよさを感じるようになりました。実際、私の身近でもイギリスでも着物を着て外出したり、パーティーに出かけたりという日本人女性が結構いるのです。雨もよく降るし、石畳の道も多いので、外を移動するときはかなり不便ですけどね。

着物を何着か持っている人も多いみたいです。私もせめて浴衣くらいは日本からはもってくればよかったかな、と思っています。もし、着付けの資格を持っていたり、茶道、生け花、三味線やお琴なんかが弾けるのであれば、きっと日本関連のイベントなどで引っ張りだこになるに間違いありません。何か1つでも身に付けておくとかなり重宝されますよ。
2009年05月22日(金) written by Miyo from (イギリス)
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