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明けましておめでとう!宗教観について

明けましておめでとう!宗教観について

日本とイギリスに関わる皆様、ワーホリネットをご覧の皆様。2013年ですね!明けましておめでとうございます!今日は、日本の宗教観についてお話をしましょう。年明け早々マジメな内容で恐縮ですが。日本にずっと住んでいると当たり前になることは幾つかありますが、そのひとつに「宗教」に関する考えや習慣があります。ハロウィーンがあって、年の瀬になるとクリスマスを祝い、終わればすぐに大晦日と正月。もともとは異なる宗教から生まれた行事を、その意識なく連投していく感覚。皆さんは普段、どのようにお考えですか?

クリスマスを例に話を進めましょう。まず、宣教師コメスが先導し日本で最初にクリスマスのミサが行われたのは1552年。すぐにキリスト教の弾圧が起こり、正式に受容と拡大をしたのは1900年と言われています。なんと、日本ではわずか100年あまりの歴史でした。また、商業的であることは、現在の11〜12月の流れを見れば明らかです。クリスマスの過ごし方に様々な形があるのは勿論ですが、日本ではどうでしょう?プレゼントを贈り合ったり、恋人と過ごす、家族と過ごす、友人と騒ぐ、小さい頃には「サンタさん」からプレゼントをもらえて嬉しかったでしょうか。キリスト教をベースに生活している人々にとっても、クリスマスは「愛の日」とされています。家族で集まりモミの木の下にプレゼントを置く。日本で、イギリスで、またまた他の国で過ごす時、あなたは何を思いクリスマスを祝いますか?

2010年の統計によると、日本にいるキリスト教信者はおよそ277万人。他は信仰なく祝福をしていることになりますね。無宗教であることは決して罪ではありません。ただ、宗教観が根強く生活に浸透していないからこそ、宗教についてより客観的に捉え、理解することは重要なのでしょう。もちろん、宗教を起源とする行事を通して、日々を楽しくすることも。理由も分からず商業的な戦略に動かされるのではなく、本来の目的を知ること、他にどんな祝い方があるのか追求し工夫することは大切ではないか。それを皆さんに問いたく、ここまで書かせて頂きました。ありがとうございます。素敵なお正月をお過ごし下さい。
2013年01月01日(火) written by Helen from (イギリス)
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