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英国・豚インフルエンザ(Swine Flu)情報

英国・豚インフルエンザ(Swine Flu)情報
NHSのウェブの豚インフルエンザの情報の表紙
メキシコからはじまり、世界中を騒がせている豚インフルエンザ。ここ英国でも、感染者が発見され、感染の疑いを持つ人の数も日が経つにつれ、増えているような気もします。
私のいるスコットランドのPolmontやFalkirkでも感染者が発見されたようで、街中に行くのにも、なんとなくしり込みしてしまいます。
NHS(National Health Service:国営医療サービス事業)が、早くも全国民向けに、豚インフルエンザに関するパンフレットを製作したようです。

早速パンフレットをNHSのウェブサイトで見てみました。キャッチコピーは“Catch it. Bin it. Kill it(直訳:つかまえろ!捨てろ!根絶しろ!)”で、パンフレットを通して見られます。主な内容は豚インフルエンザについて、またその感染をどう防ぐかについての説明でした。

英国・豚インフルエンザ(Swine Flu)情報
何度も使えるように、
丈夫に作られているテイッシュ。
一番の予防法としては、うがい・手洗い、きれいなティシュを使うことなどを推奨しているよう。これらはどれも日本では浸透している風邪予防です。しかし、英国ではうがいの習慣はありませんし、“きれいなティッシュ”に関しては、こちらのティッシュそのものが日本と違って、何枚重ねにもなっているティッシュ。何度も繰り返して使うのが通常なので、それを「何度も使わず、一回鼻をかんだら捨てましょう」と言っているということなのです。
一番驚いたのは日本では使用が多いマスクについての説明。このパンフレットでは、マスクは科学的にその有効性が認められていないため、推奨はそこまでなされておらず、先に書いたうがいや手洗いの方に重きがおかれていました。

上記の内容に合わせて、国としてどのような対策を行っているのかが、タミフルやRelenza(リレンザ)などの備蓄が、国民の半分はカバーしているという情報とあわせて書いてありました。

情報の詰まったこのパンフレットは各家庭へ5月12日から配布されるようです。

NHSのパンフレットは下記で参照できます。
http://www.nhs.uk/Conditions/Pandemic-flu/Pages/Introduction.aspx
2009年05月12日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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