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イギリス・ベジタリアン事情

イギリスではつくづく「ベジタリアン(肉類を食べない人)」人口の多さに驚かされます。というのも、実はイギリスはベジタリアンの発祥地。現在もヨーロッパで最もベジタリアン人口の多い国なのです。イギリス人の10人に1人がベジタリアンという統計も出ていて、私の回りでも例外なくベジタリアンが多いのです。

イギリスではキリスト教の影響もあり、古くからベジタリアン文化が定着していたのですが(イギリスでは1847年にベジタリアン協会なるものが発足!)、最近では若い世代でベジタリアンが急増中。
そのきっかけは人によっていろいろのようですが・・・。

例えば、宗教的な理由のほか、食物の安全性(狂牛病や鶏インフルエンザ)、や思想的な理由(エコロジーや動物愛護など)からベジタリアンになった人もいます。また、最近の健康・ヘルシー志向のトレンドからベジタリアンになった人も。好きなミュージシャンやタレントがベジタリアンだから、という人もなかにはいたりしますが(笑)、今後もますます、イギリスのベジタリアンが増えていきそうな気配です。

その強烈な影響からなのか、イギリスに来てからベジタリアンに転向したという日本人の友人・知人も結構いたりします。各レストランにはたいていベジタリアン・メニューがあり、ベジタリアン専門レストランなどもあるので、ベジタリアンにとってイギリスは住みやすい国であることは間違いないようです。

そんな訳で、ホーム・パーティーやポットラック・パーティーを開く時には、ベジタリアン・メニューを用意しておくのが、イギリスでは暗黙の了解のようになっています。できれば誰がベジタリアンか、を把握しておくのがベターですが、ベジタリアンの人が食べるものがない・・・、というようなことのないように気をつけたいものですね。
2009年04月10日(金) written by Miyo from (イギリス)
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