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ブライトン・プライド2012

ブライトン・プライド2012
最年長のゲイの紳士も参加
9月1日と2日の週末に『ブライトン・プライド』と呼ばれる、イベントがありました。ブライトンはLGBT(レズ・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)のコミュニティが多いことでとても有名。コミュニティがリードしながら、その他マイノリティグループも大通りを踊ったり歌ったりしながらプレストン・パークまで闊歩していきます。
ニュースでは週末の人出は10万人以上。英国のみならず、世界中から集まってくるようです。
ブライトン・プライド2012
セクシーな恰好の男性が
ポーズ!
パレードの中には警察官や消防署員の姿が。サポートでパレードしているのかと思えば「警察所内・消防署内のゲイ・レズビアングループ」なのだそう。日本でもゲイやトランスジェンダーの方々がテレビで活躍(一昔前と比べて)していますが、テレビの外でこんなにあからさまに、ましてや公務員が(制服で)声高にカミングアウトしながらパレードするなんていうのは、日本では少し時間がかかるかな…などと一人考えていました。
また人々が一斉に拍手を始めたので見てみれば「I’m the oldest gay in the village」と書かれたプラカードで、電動車いすに乗った紳士が登場!ブライトン・プライドの歴史を感じさせる一幕でした。

トップレスの女性や、ほぼお尻丸出しのセクシーな男性がどんどん目の前を通りすぎて行きます。私の前には小さな子供たちが並んでみていましたが、毎年のことだと言わんばかりに、ゲイやレズビアンの人々のアプローチに驚くことなく、むしろ“普通”のイベントとして、笛やピンクのユニオンジャックを振っては喜んでいました。

ブライトン・プライド2012
沿道は人々で埋め尽くされていた
私はと言えば、外国人として「マイノリティ」ですので、やはり他人事ではないイベント。沿道のゲイのカップルやカミングアウト車(今年はじめてカミングアウトする人が乗ったトラック)の友人を見送る人々の笑顔があまりにも幸せで、個人を尊重できるこの町、“ブライトンから離れたくないなぁ”と、久々に土地に対して執着を感じたりもしました。ブライトンは「ありのままの自分でいいんだ」と思わせてくれる町。ロンドンからは南へ電車で約1時間。近くまできたらぜひこの解放感を味わってください!
2012年09月11日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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