PageTopワーホリネット | ワーキングホリデーとは
201105313907

スコットランドより被災地への想い

先日、再びアイスランドで噴火が起こり特に、英国北部で灰の影響が心配されています。また、スコットランドでは、今週(5月第4週目)は強風で悪天候が続き、各地で橋の閉鎖や物の破損など様々な被害がでていたようです。確かに、吹き飛ばされるほどの風を受けながら街を歩いていた気がします。信号機が倒されていたのも発見しました。折角の週末も、5月中は悪天候ばかりでした。

先日、スコットランドでの東日本大震災に関する二人の女性の記事を見つけました。こういう方々がいてくれることを是非、日本の皆様にも知っていただきたく要約ではありますが、今回のブログ記事とさせていただきます。

まずお一人は、スコットランドでチャリティーショップを運営している女性。(チャリティーショップとは、寄付をされた品物を販売し売上金を寄付金として子供や病気の人、ホームレスの援助などの用途として使用しています)店内の洋服を冬物から春物に替える際、多くの冬物在庫が残っているのでこれらを被災地の困っている方々に送れないかと考えました。彼女はすぐに英国赤十字に連絡を取り相談をしたそうです。残念ながら赤十字側の回答は、義援金以外は受け付けられないとのことだったので諦めるしかなかったそうでとても残念だとのことでした。(2011年3月24日掲載記事)

二人目は、スコットランドの女学生。日本が好きで興味があったそうですが、地震後何か日本の為にできないかと考えた彼女は、鶴を折ることで義援金を集めようと考えました。それを偶然発見した英国人コメディアンがツイートをしたことがきっかけで多くのフォロアーがつき義援金を多く集めることができたそうです。鶴の枚数は、彼女がこのプロジェクトを決めた際にすでに発表されていた被災死亡者数の1300を目標にしました。280匹あたりに達したとき、どれ程の数なのか実感が湧いてきたそうです。期限であった4月5日で目標は達し、義援金も1000ポンド以上集まったとのことです。(彼女の募金サイト http://www.justgiving.com/esther-bowman/1)ちょっと気になるのは、募金をした人の中に、先日のロイヤルウエディングで最も注目を浴びた、ケイト妃の妹のピッパの名前”Phil Middleton”らしき寄付者は、同姓同名?または、本人??

遠くにいるからできないこと、遠くにいる私達だからできること。改めて考えさせられる記事でしたが、何よりもこんなに遠くからでも何かしようと奮闘している人達がいてくれることがとても嬉しく思いました。


2011年05月31日(火) written by アンナ☆マリア from (イギリス)
Comment(0)


イギリス関連の記事

この記事へのご感想は以下のフォームからどうぞ

お名前 [必須入力]
コメント [必須入力]
5000文字まで。(コメントにリンクは書き込めません。)
※記事の内容に沿わないコメントはお控えください。
※質問やお問い合わせはお控えください。