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200906232846

英国ポンドの気になる“裏”側

英国ポンドの気になる“裏”側
新しい1ポンド
英国に来るにあたって、必ず手にしておかないといけないもの。それは英国の通貨であるポンドスターリング(£)です。一般には、ポンドと呼ばれています。このポンドを利用して、はじめてもらうポンド硬貨を財布に入れたときの重量感に感動した方は多いのではないでしょうか。
さて、ご存知の方も多いかもしれませんが、すべての硬貨の表にはエリザベス女王の横顔があります。硬貨の種類は1ペニー、2ペンス、5ペンス、10ペンス、20ペンス、50ペンス、1ポンド、そして2ポンドの8種類です。
各裏にはそれぞれのデザインがあり、連合国を成しているイングランド、ウェールズ、スコットランド、そして北アイルランドに由来するものになっています。

英国ポンドの気になる“裏”側
新硬貨を集め、1ポンドのデザインにするのだ
硬貨の中でもバラエティにとんでいるのは1ポンドで、その裏は発行年ごとに変わるようです。しかし基本として、やはり連合国の各国にちなむ意匠を元にデザインがされています。ちなみに、2004年から2007年の間に発行されたものは、各国の橋がデザインされているようです。また1ポンドと同じくらいバラエティがあるのが2ポンド。こちらは記念硬貨の役割を果たしている面もあり、気になりだすと、ついつい集めてしまいます。1ポンドと違って、その貨幣価値が高いために財布にとどめておくのは気が引けますが、お土産として持って帰るのも悪くないかもしれません。
今現在は、2008年から導入された新硬貨が出回っています。1ペニーから1ポンドまでの7種類の裏側が、40年ぶりに新たになったのです。エリザベス女王の横顔こそ変わらないものの、裏側の模様は英国の紋章が描かれています。しかし、ただ描かれているといっても、それはまるでジグソーパズルのように、1ペニーから50ペンスまでを集めないとわからないようになっているのです。1枚1枚は不完全な絵ですが、すべてそろえると1ポンドに描かれている英国の紋章の全体像が浮かび上がってくるのです。

事実、グラッフィックデザイナーのマシュー・デント氏が“ジグソーパズルのようなものに・・・”と考えただけあって、集める楽しみ、作り出す楽しみのあるデザインです。
私はまだ1ペンスと5ペンスしかないため、全貌を見るには程遠い状態ですが、みなさんも、見本となる1ポンドを片手に硬貨のジグソーパズルを経験してみてはいかがでしょうか。お金の価値だけではなく、ポンドをアートとしても楽しめますよ。
2009年06月23日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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