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ポーツマスで英国海軍の歴史を見る

ポーツマスで英国海軍の歴史を見る
大砲の数に驚かされる
HMSヴィクとリー号
イングランド南部のパンプシャー州にあるポーツマスは、英国海軍の拠点でもある港湾都市です。なんと言っても一番の見どころは、英海軍の歴史を振り返ることのできる博物館を備えたヒストリック・ドックヤード。そこでは、トラファルガー・スクエアーの像で有名なネルソン提督が乗船したHMSヴィクトリー号や、長い間海の底に眠っていたヘンリー8世の船メアリー・ローズ、1860年代に世界最先端の技術を誇ったHMSウォリアー号など歴史的に有名な船の数々を実際に目にすることができます。
注目はやはり、ネルソン提督の船HMSヴィクトリー号でしょう。HMSとは、Her(His) Majesty’s Ship(女王、あるいは国王陛下の船)の略で、英海軍が英国王室に属しているということを示しています。ヴィクトリー号は104門の大砲を積んだ戦艦で、数百人もの船員たちを動員していたと言われています。トラファルガーの戦いで活躍した同船の船内には、ネルソン提督の部屋やダイニングルーム、会議室などがあり、その豪華さにも驚かされます。デッキにあがると、フランス軍から狙撃を受けたネルソン提督が銃弾に倒れたという場所が記されています。

ポーツマスで英国海軍の歴史を見る
ネルソン提督の部屋
もうひとつの目玉は、ヘンリー8世によって1510年に造船された軍艦メアリー・ローズ。1545年にソレントの海戦でプリマス沖に沈没してしまったものの、なんと1982年に海底から引き揚げられ、このヒストリック・ドックヤードに展示されています。海の底に400年以上も眠りつづけたメアリー・ローズ号の姿は遥かヘンリー8世時代のロマンを感じさせてくれます。
2009年05月15日(金) written by あっこ from (イギリス)
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