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イギリス人とチャリティー文化

イギリス人とチャリティー文化

以前、イギリスのチャリティー・ショップについての記事をここに書かせて頂いたことがあるんですが、イギリス人のチャリティー精神がいかに彼らの日常生活の一部になっているかをますます感じるこの頃です。
ワーホリネット通信『チャリティーの国、イギリス。』

チャリティー・イベントに参加し、個人や団体でファンド・レイジング(fund raising)活動をして、その活動を通して集めた寄付をチャリティー団体に寄付をするということがイギリスでは日常茶飯事に行われています。

私の周りのイギリス人の友人・知人たちも、年齢に関係なくこういったファンド・レイジング活動にとても熱心。今度、フルマラソンに参加する同僚は乳ガンで亡くなった自分の母親のためにフルマラソンに挑戦し、乳がん撲滅運動を行っているチャリティー団体に寄付するためのスポンサーを友人、知人から募っています。

希望者はウェブサイトから寄付が出来るようになっているため、いくら寄付が集まったかが人目で分かるようになっています。先日、そのサイトを見せてもらい驚いたのは、寄付する額の大きさ!私は1人数ポンド程度を想像していたのですが、1人平均20〜50ポンドといったところでしょうか。最低でも10ポンド、なかには数百ポンドなんて人もいます。すでに目標の2000ポンドに達したとのことです。

また、チャリティー・イベントを自ら企画する友人も多く、イギリス自転車縦断、ゴスペル・コンサート、ケーキ・コンテストなど、本当にさまざまなチャリティー関連のメールが回ってきます。

ただ募金活動をするのではなく、自分の趣味や特技などを通してファンド・レイジングをする側も寄付する側も、両方イベント自体を楽しむということを重視しているところは、本当にイギリス人らしいところで、日本にもこういったチャリティー文化が浸透すれば、もっと心が豊かになるのではないでしょうか?


2010年05月07日(金) written by Miyo from (イギリス)
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