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イギリスでお肌のお手入れ

イギリスでお肌のお手入れ
よく晴れた金曜日のランチタイム
よく日本人はお肌がきれいだと言われますが、これは日本人のお肌がもともと遺伝的にみんなきれい、というよりは他の国の女子に比べて圧倒的にお肌のお手入れの知識と意識が高いからだと思います。
イギリス人、というよりもヨーロッパ圏の白人に限って言うと、日焼けしたお肌は小麦色、ではなくゴールデンタン、つまり黄金の肌、と言われるぐらい尊われています。もともとイギリス人のお肌はイングリッシュローズ、という言葉もあるくらい、真っ白なお肌にピンクのほっぺた、というのが定番なのですが、ロンドンなどで見かける若いイギリス人女子はよい色に焼けていて、健康的な肌色をしています。例えば、とても晴れたランチタイムなどに私の働くシティーエリアの広場などに行くと、一生懸命腕や足を投げ出して日焼けしようと頑張っている女子を沢山見かけます。そして、私のイタリア人のフラットメートの女の子は、ついうっかり何も塗らずに外に出て真っ黒に日焼けした帰ってきた私を見て、その肌色はクールだクールだ!と羨望のまなざしで見つめ、私が日本では美白のが人気なんだよ、と説明しても、全く理解不能、というかんじでした。

美白に限らず、日本人の女子は本当にお肌のお手入れが行き届いていると思います。そして、日本の雑誌やドラッグストアにもメイク落とし、洗顔、化粧水、乳液、クリームなどなど選びきれないほどの種類が売っています。しかし、ここイギリスでは基礎的なお肌のお手入れをしている人はあまりいないのか、大分事情が違います。ロンドンはそれでも大都市なので、大きいデパートに行けばちゃんとしたブランドの基礎化粧品も揃えることができますが、普段使いのものはなかなか日本と同じようには行きません。

まず、基本の「キ」のメイク落としがありません。。。メイク落とし、という概念がないのか、日本の様にオイルクレンジング、ミルククレンジング、ジェルクレンジング、などなどの種類はなく、主流はメイク落としのワイプでさっさと吹き落として終了。さらに、落としづらいアイメイクはアイメイクアップリムーバーというマニキュアの除光液みたいのをコットンに浸して落とします。

また、化粧水、というのもぴったりのものが見つからず、Tonerと呼ばれているものが一番近いと思いますが、日本の多機能化粧水とはちがい、純粋にHydrateするだけ、というものが多いです。乳液やクリームは(特にクリーム)は結構充実しているので、沢山の中から種類が選べます。

イギリスでお肌のお手入れ
お昼からワインとビールで乾杯♪
ここまで書くと、日本からメイク落としと化粧水を何年分も持ってこなくちゃ!と思うかもしれませんが、メイク落としも化粧水も割高にはなりますが、大きいデパートなどではちゃんと売っています。もちろん日本から慣れたものを持ってきて使うのが一番だと思いますが。
また、フェイシャルお手入れのワークショップに参加したときのこと、洗顔をしてから、そのまま直接美容オイル(?)を付ける、と習いました。保湿をした上にオイルでプロテクト、ではなく、直接栄養分のある美容液を、洗い立てのお肌に塗った方が効果がある、とのことです。イギリスではやたらとAntioxydant(坑酸化物質)が注目を浴びているので、Antioxydantが豊富なビタミンEを多く含んだアーモンドオイルをベースにしたものが基本のようです。

お手入れ方法やお肌に関する概念は全く違いますが、イギリス人の若い女の子に関しては、平均してみると、ふつうにきれいなお肌をしていると思います。郷に入れば郷に従え、という言葉通りイギリスに来たらイギリス式にお肌のお手入れをするのも、アリかと思います。また、日本とイギリスの水の質の違いでお肌の調子が変化することもありますが、イギリスの硬水の方がお肌に合っている人もいるので、人それぞれだと思います。
2010年09月21日(火) written by Ayako from (イギリス)
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