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結婚式の影のサポート役

結婚式の影のサポート役
新婦のドレスの裾を直しや
身の回りのお世話をする
ブライダル・シーズン真っ最中のイギリスです。毎年、春から夏にかけて結婚するカップルが目立って多いのですが、今年は5件もの結婚式・披露宴に出かける予定が入っています。そのうち1件は、光栄なことに「ブライズメイド(Bridesmaid)」の大役を務めることになりました。
一般的に、花嫁の友人、姉妹、親戚の女性たちがブライズメイドを務めることが多いようです。ブライズメイドとは立会人のほか、挙式&披露宴中の花嫁の身の回りのお世話をする、花嫁のアシスタントのことです。ブライドメイドたちはスカーレットやオレンジ、ブルーなど白以外のドレスをお揃いで身に付け、結婚式に華を添えます。欧米の結婚式には欠かせない大切な存在です。

結婚式の影のサポート役
新郎新婦とバージンロードを歩く
ブライズメイドたち
同様に、花婿にも「アッシャー(Usher)」と呼ばれるアシスタントが付きます。参列者を会場に案内したり、バージン・ロードを広げたりというのが主な役目ですが、ブライズメイドと同じく式の立会人も務めます。
特に、ブライズメイドの代表の女性は「メイド・オブ・オナー(Maid of Honor)」、アッシャーの代表は「ベストマン(Bestman)」と呼ばれ、2人は結婚式で新郎新婦の婚姻の承認者としてサインをします。ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式の時は、キャサリン妃の妹のピッパさんとハリー王子がこれらの大役を務めていましたね。

ブライズメイド・アッシャーの起源は中世のヨーロッパに遡ります。結婚するカップルを妬んで悪魔がやってくると信じられ、悪魔を混乱させるために他の男女にも同じ様な服装を着せて付き添わせたことがこの習慣の始まりとされています。ブライズメイド・アッシャーはそれぞれ12人まで付けることが出来、人数が多いほど格式の高い結婚式だと言われています。

日本でもゲストハウス・ウェディングの人気と比例して、友人たちにブライズメイドやアッシャーを頼む結婚式も増えているそうですね。「大切な仲間と一緒に結婚式を作り上げる」という欧米式の結婚式が受け入れられつつあるというのも頷けます。
2013年05月03日(金) written by Miyo from (イギリス)
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