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イギリスの絵本

イギリスの絵本
絵本は心を豊かにしてくれます!

 突然ですが、皆さんは子供の時に、どんな絵本を読んでいらっしゃったでしょうか?おそらく誰もが思い入れのある絵本が何冊かはあるのではないかと思います。例えば私は、せなけいこさん作の『ねないこだれだ』の表紙が怖くて小さい時には表表紙になっていたら裏にしていた記憶があります。でも大きくなって、入った本屋さんで見かけた時に、ふと懐かしくなり、思わず購入してしまいました。それ以来、絵本の魅力に改めて気がつき、小さいころにもっていた絵本を再購入するようになり、今では結構な数になっています。
前置きが長くなってしまいましたが、私の絵本棚にはイギリスの絵本作家さんのものが何冊かあります。絵の雰囲気に選り好みはあると思いますが、数冊ご紹介します。

『ロージーのおさんぽ』
ニワトリのロージーが散歩に出かけますが、その後ろを狐が狙ってついていきます。果たしてロージーのお散歩は無事に終わるのでしょうか…。
パット・ハッチンス作のこちらの絵本はイギリス人の誰もが知っています!収穫の季節を背景に描かれているせいか、全体的に秋らしい色使いです。絵のタッチに(私だけかもしれませんが)少々レトロ感が漂う感じがあります。狙いつけている狐を尻目に、悠長に散歩するロージーの姿は一度みたら忘れられません。


『女王さまのぼうし』
女王さまの帽子が飛んでしまいました!衛兵たちが、女王さまを筆頭にこぞってそれを拾おうとする様子が、ロンドンの名所を背景に描かれています。
この絵本はエリザベス女王の在位がヴィクトリア女王を抜いて、最長になった2015年に出版されて店頭に並び、スティーブ・アントニー作の人気の出た本です。今は同じシリーズで、『The Queen's Handbag』と言う絵本もイギリスでは出版されています。内容はよくあるものですが、イギリスらしさいっぱいなので、贈り物として喜ばれるかもしれません。

『おじいちゃん』
おじいちゃんと孫の日常が描いてあります。最後のほんのり伝わってくる別れの寂しさが印象的な絵本です。
私の大好きな作家さんの一冊です。他にも『ねえ、どれがいい?』や『ガンピーさんのふなあそび』など、たくさんの名著があります。ちなみにジョン・バーニンガム氏のご夫人は、同じく有名絵本作家のヘレン・オクセンバリーさんです。


 イギリスの絵本も、擬音や韻を踏んで書かれたものがたくさんあります。それらがとても素晴らしい日本語に翻訳されているもので、ベストセラーになっているもの!ぜひ本屋さんに行った時には絵本コーナーに立ち寄ってみてください。絵も可愛らしく、素敵なものが多いので、飾るインテリアとしてもオススメです!


2017年04月18日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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