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自転車の街

自転車の街
自転車はオックスフォードの必須アイテム
オックスフォードと言えば自転車。ガウンを着た学生たち、学者、街の若者、親子連れなど、実に様々な人たちが自転車を重要な移動手段として使っています。自転車の多い日本の感覚から考えれば、一見何の変哲もない普通の光景かもしれませんが、ここイギリスでは自転車移動が必ずしもポピュラーな手段であるというわけではないのです。他の街では見られない自転車の数の多さは、オックスフォード名物のひとつであるといってもいいでしょう。
自転車さえあれば、中世の面影を残す街の小さな路地もすいすいと通り抜けることができます。また、「徒歩ではちょっと時間がかかるが車で移動するほどではない」といったオックスフォードの街の大きさも、自転車の普及に一役買っているのかもしれません。近所のグロッサリー・ショップへちょっと買い出しに、街のカフェでお茶を飲みながら読書をしに、夕食後は映画館へ・・・と、行動派で自立したオックスフォードの住人にとって自転車は、なくてはならない存在だということが分かります。また日本の“ママチャリ”とは違う、かわいい籠付きの自転車をよく見かけることもあり、おとぎ話の世界のようなオックスフォードの街を演出しています。

一方で日本とは異なり、自転車は必ず車道を走らなければならないというルールがあります。自転車用のレーンが設けられている道路もありますが、ほとんどはバスのレーン、あるいは車と一緒に走らなければならないので、自転車を危険視する見方もあるようです。車道を走っている自転車も車と同じように方向指示を出さなければならないのですが、もちろんウィンカーはないので、手を水平に伸ばして方向指示をします。これもオックスフォードならではの光景です。
2008年07月25日(金) written by あっこ from (イギリス)
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