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鉄の女−英国初の女性首相の死

鉄の女−英国初の女性首相の死
サッチャー元英首相の葬式を伝えるニュース
 4月8日−仕事の帰りに見たバッキンガム宮殿の国旗が半旗になっていました。帰り道に通るホテルや、オフィス街の国旗もすべて半旗。何かあったかと思っているところに手にしたのが、英国初の女性首相だったマーガレット・サッチャーの死を伝える「Evening Standard」(フリーペーパー)でした。
個人的には、サッチャー元首相が現役時代は幼すぎ、政治などもよく理解してなかったので認識として「歴史的人物がなくなった」と言う感じで受け取れなくもなかったはずなのですが、半旗を目の当たりすると、やはり「人ひとりがなくなる」と言う事実は、政策が人によりよい生活、もしくは逆の効果をもたらしたとしても、決して小さなできことではなく、彼女の周りの人の悲しみなどがあるんだろうと、心から思いました。

私が現在暮らすブライトンには、反サッチャーの人々を集めて「パーティー」をする計画をしている教師がいるとの記事もありましたが、いくら反サッチャーと言う人々でも「死者に対しての冒涜だ」と言って、死を悼む人も多数いたことは確かです。

鉄の女−英国初の女性首相の死
サッチャー元首相の死から数日間の新聞
サッチャー元英首相の数々の写真が新聞やテレビで見られましたが、見ればみるほど、とても美しい女性だったことがわかります。「鉄の女」と言われていましたが、それは決して「男性的」な強さを求めて作り上げられた「鉄の女」ではなく、非常に女性的な面、特に女性らしい気遣いを持ち合わせていたらかこそ、多くの指示を受けていたと話す、元議員たちの記事も見受けられました。
賛否両論あるサッチャー元英首相の葬儀でしたが、これからも彼女の話題が尽きることはなさそうです。もう少し英国を含め政治の歴史を学んでみようとも思えた機会でしたが、みなさんはどう思われたでしょうか。

2013年04月23日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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