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200806062315

イギリス人と血液型

イギリス人には自分の血液型を知らない人が多いんです。これって、日本人の私たちにはかなり驚くべきことだと思いませんか?日本のように献血をする習慣があまりないからか、イギリス人の中には自分の血液型にあまり関心さえ持たないようです。そういう訳で、日本でポピュラーな血液型占いや血液型性格判断のような考え方がイギリスでは通用しないどころか、全く存在しないんです。

先日、フラットメイトと血液型の話になり、血液型を知らなくて困らないのかとの私の質問に、「みんなに分けてあげられる血だってことだけは知ってるよ」との返事。フラットメイトのご両親は共にお医者さん、看護婦さんなのですが・・・。

統計上、イギリスの北部にはO型が多く、南部にはA型が多いそうです。白人にはB型の割合が少なく、10%以下だとか。もちろん、AB型の割合はそれ以下。つまり、多くのイギリス人は、O型かA型のどちらか、と思って間違いないのですね。そういうことであれば、みんなに分けてあげられる血か(O型)、そうでないか(A型)というフラットメイトの答えも、なんだか納得できるような気がします。
逆に、イギリス人には日本人がなぜ血液型占いを信じたり、血液型でその人の性格を決め付けようとするのかが、いまいち理解できないようです。日本在住歴のあるイギリス人の友人に言わく、日本人は知らず知らずのうちに、人をタイプ別にグループ分けする特性があるとのこと。ちょっと親しくなった人への、「ねえねえ、あなた*型でしょう?やっぱりそうだ。」と、いったような会話は確かに日本では日常茶飯事。カルチャーの差はこんなところにも現れるのですね。
2008年06月06日(金) written by Miyo from (イギリス)
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