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Shopping for Organic

Shopping for Organic

健康を気にしないでフィッシュアンドチップスばかり食べているイギリス人。。。というのはもう昔の話。最近のロンドンでは健康に気を使うヘルスナッツ(健康オタク)なイギリス人が沢山います。そもそもイギリス人はおいしさのために食べる、というよりかは必要なカロリーの摂取のために食べる、という感覚で毎日の食事をしていたと思います。グルメの都、東京で生まれ育ったわたしにとって食事は栄養の補給、ではなくて、Pleasure のために食べるので、ごはんはなによりもおいしいのが重要だと思います。色んな国々から来た人達と会って一緒にごはんを食べてみると、現代の日本人には常識と思っていたおいしい食事を優先するのは実は限られた国々の人達で(日本人、フランス人、イタリア人、などなどは典型的な日々のおいしい食事にこだわるお国柄だと思います。。)、ふだんのごはんはおいしさよりも必要に迫られての栄養補給、的に考えている人達が沢山いることに驚きます。

しかし、そんなお味にこだわらなかったイギリス人、昨今の移民の増加やグルメブームでおいしいレストランが沢山できるようになり、人々のおいしいものへの関心も高まってきているように感じます。そして、それにつれてよりおいしく、かつ安全な食材を求めて、昔からあったマーケットや普通のスーパーなどでも沢山のオーガニック食材を見かけるようになりました。オーガニック専門のお店、というと昔からアメリカなどではヒッピー的な人達が買い物をするちょっと変わったお店、というイメージでしたが、今では健康ブームに乗って、オーガニック食材やその専門店も大分普通のイメージになってきました。

Shopping for Organic

まず、普通のスーパー(セインズベリーやウェイトローズなどなど)でも普通の食材とオーガニックの食材の2種類を用意しているところが殆どです。たとえば、ブロッコリー1株買うにしても、普通のだったら1ポンドくらいのところが、オーガニックのものだと、ちょっと割高になって1.3ポンド、といった具合です。こういう風に両方置いてあると、自分でちゃんとお値段と商品を見定めることができるのでとても便利です。またアメリカでとても人気のオーガニック専門スーパー、Whole Foodsもロンドン市内にいくつかあります。NYでもソーホーやミッドタウンなどにあり、ヘルスナッツなニューヨーカーには大人気のスーパーで、週末などはものすごく混んでいるのですが、イギリスでは普通のスーパーでもオーガニックの食材は揃うので、そこまで混んでいることは滅多にありません。

この、Whole Foods,ピカデリーサーカスの裏の道や、カムデン、そしてサウスケンジントンに大きな店舗があります。サウスケンジントンのお店では、焼きたてのオーガニックパン、デザート、お惣菜、などなど入ってすぐから食べたいものが沢山ならんでいて、お野菜やフルーツもとてもきれいに並べられています。また2階へ上がると、コーヒーや紅茶の量り売り、そしてたまごも1個から選んで買うことができます。そして、ものすごい種類のお茶、チョコレート、シリアル、健康食品、などやさらには、オーガニックのお化粧品やアロマテラピーグッツ、ペットフード、などもおいてあります。3階はフードコートになっていて、日本食やおいしそうなジェラード屋さん、メキシカン、メデトレニアンなどなど選ぶのが大変です。オーガニックで健康的だから、とついつい毎回食べすぎてしまうのですが、ただ見て回るだけでも楽しいのでとてもおススメのスーパーです。

わたしも以前はオーガニックフードなどはあまり気にしたことはなく、普通の食材を買っていたのですが、アメリカのドキュメンタリー番組"Food Inc" を見てからはなるべくオーガニックのものを買うようになったので、毎日のスーパーでも意識するようになりました。日本では元々ちゃんと消費者が生産地や品質などを気にして買っているので、イギリスに来てからもちゃんとおいしくて安全なものを食べるように心がけたいものです。


2010年05月18日(火) written by Ayako from (イギリス)
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