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映画ロケ地へ

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地形を利用したお堀になっていました
先日、the eagle (日本未公開)の映画を観て来ました。映画を選んだ理由は、好きな俳優さん(チャニング・テイタム)が出演していたという単純な理由です。舞台は、西暦140年頃のイギリスで、若いローマ戦士が父親の形見でもある失われた黄金の像を取り戻すというストーリーになっています。映画が進むにつれ、どこか見慣れた風景が...そうです、ここスコットランドがキーポイントとなっています。特に、スコットランド北部のハイランドの景色には目を奪われます。撮影場所は、グレンコー(渓谷)やロッホローモンド(湖)などスコットランドの名所が使われたとのことです。

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道端にある何気にある世界遺産の壁
先日、その映画にも登場していたハドリアヌス長城(壁)に行ってきました。場所は、エディンバラから車で2時間ほど南下したカーライルから東のニューキャッスルまでの約120km間です。世界遺産に登録をされていて、軍事境界線の壁としてローマ帝国時代に建設されたものです。映画内でも確認できますが、ローマ帝国がケルト人の侵入を防ぐことを目的として使用されていました。当時は、高さ4m厚さ3m程だったようですが、今でも所々に遺跡として残っています。一見、農場の柵と間違えてしまいそうですが、立派な歴史建造物です。それにしても地形をうまく利用して敵が攻めにくく、壁からは攻撃しやすい場所を選んだものだなと感心をしました。

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要塞跡
その壁に沿って監視塔や要塞が数km間隔で建設されていて、現在は博物館が併設されているところもあり、わかりやすく説明がされていました。この時代、ローマ兵達は大陸から食料の輸入をしていて、チーズやワイン、パスタを食していたそうです。結構リッチな生活をしていたんですね。

エディンバラからこの地を含んだ日帰りツアーが出ています。また、カーライルとニューキャッスル間を壁に沿ってバスが走ってもいるようです。ただ、本数も少ないので車で訪れることをお勧めいたします。
2011年05月17日(火) written by アンナ☆マリア from (イギリス)
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