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英国モダン建築の魅力

英国モダン建築の魅力
ガラス張りが斬新なロンドンの地下鉄駅
先代の建築物を保存し、古き良き時代の町並みを残すイギリスにもモダンで独創的な建築を見ることができます。特に金融街のシティや新開発されたビジネス地区のカナリー・ウォーフでは、イギリスでお馴染みの光景となっているジョージア調やヴィクトリア調の家々とは完全に異質の未来的な建築物が立ち並んでいます。
特に目を見張るのが、建築家ノーマン・フォスターの設計によるスイス・リ本社ビルです。シティに位置するこの超高層ビルは別名ガーキン・ビルディングと呼ばれ、その見事な曲線美が話題となりました。世界的な人気建築家であるフォスターは、斬新なガラス張りのデザインで注目を集めたカナリー・ウォーフ駅の設計にも携わっています。

英国モダン建築の魅力
近未来的なデザインが目を引くビル
また、近未来マンガに登場しそうな奇抜なデザインとして知られるのが、ロンドンのシティにあるロイズ保険の本社のアーバン・ガーデンと呼ばれるビル。パリのポンピドゥー・センターを設計したことでも知られるハイテク志向の建築家リチャード・ロジャースによる設計で、1984年に建てられました。何と言っても目を引くのが、剥き出しのエレベーター・シャフトと配管設備。建物の外に付けられたエレベーターの箱が上がったり下がったりする光景は圧巻です。残念ながら一般には公開されていないのですが、内部には巨大な吹き抜けのアトリウムがあり、オフィスが見渡せるようになっています。チャールズ皇太子がこのビルの外観を「石油コンビナートのようだ」と酷評したそうですが、そのエキセントリックで機械的な建築作品は一見の価値あり。
日本にもモダンな建築物は数多く存在しますが、煉瓦や石造りの建築様式が主流のヨーロッパやイギリスでは、このような超近代的な建築物が現代と過去のコントラストを生み、新旧の共存を視覚的に楽しむことができます。
2009年03月06日(金) written by あっこ from (イギリス)
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