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イギリスで身近な動物たち

イギリスで身近な動物たち
庭にやってきたキツネ
こちらに来てから、日本ではあまり見かけることのなかった動物たちと頻繁に出会います。
代表的なものでは、リス。
日本ではそこそこの田舎にいかなければ近くで見ることはありませんが、こちらでは、あちこちの公園で元気に走り回っています。たとえそれがロンドンのど真ん中であったとしても。
ロンドンなどの南イングランドで見かけるリスたちは、ずんぐりと大きな体とグレーがかった毛色が特徴の、ハイイロリスがそのほとんどで、彼らはアメリカからやってきた外来種。
ハイイロリスの数が増えるにつれて、イギリスの在来種であるキタリスの生息範囲が狭まり、今ではスコットランドなど、一部地域でのみ生息しているそうです。
街中の公園に住むリスたちは、とても人に慣れていて、近くを人が通っても、驚きはするものの、すぐに走って逃げるようなことはあまりありません。子供たちの足元まで近寄ってえさを貰っている光景も見かけます。

イギリスで身近な動物たち
我が家の庭には、珍しい
アルビノのハイイロリスが
住み着いています
また、キツネもよく見かけます。
今私が住んでいる家は、庭のすぐ裏が森のように木が生い茂っているためか、何匹ものキツネが庭に侵入して食べ物を探しています。
最近は寒くなったからか、あまり見ることはなくなりましたが、夏の間はほぼ毎日のように来ていました。
私はあまり近くで見たことが無かったのもあって、彼らの姿を見るのを楽しみにしていますが、知人のイギリス人女性は彼らを毛嫌いしており、理由を聞くと、キツネはペットのうさぎや鶏、ときには人間の赤ん坊を襲うこともある害獣で、彼女自身も、飼っている猫がキツネに追いかけられて、とても怖い思いをしたそうです。
確かに見た目は可愛らしいものの、昼間に民家のガレージ付近をうろうろして食べ物を漁っている姿は、野良犬と同じ。
日本と違い、野良犬、野良猫はめったに見かけないイギリスですが、彼らにとってはキツネがそのポジションにあるようです。
人によっては前述のリスもネズミと同じ感覚で、害獣なのだとか。
とはいえ私には(まだ)害の無いキツネとリス。
また庭先に来てくれるのをひっそり楽しみにしています。
2012年10月30日(火) written by chie from (イギリス)
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