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湖畔でサイクリングはいかが?

ここ最近、不安定な雨や雷続きのスコットランドですが、先日は25度くらいまで気温が上がる好天に恵まれ、スコットランドらしいさわやかな「夏日」の中でサイクリングを楽しんできました。

出かけた先はスコットランドの中央部、ホリデーメーカーたちにも人気のある、トロサックス地方にあるカトリン湖(Loch Katrine)。

カトリン湖はスコットランドを代表する詩人、ウォルター・スコットの物語詩、『湖上の貴婦人(The lady of the lake)』の舞台にもなったことでも知られている湖です。また、昔から淋しがり屋で時々旅人にいたずらをするという、「ウリシュク」という妖精が集まる場所という伝説もあります。

さて、そんな神秘的な話とは全く異なり、実際のカトリン湖は観光客やホリデー客で賑わっていました。カトリン湖は車道には面しておらず、サイクリングロードがしっかりと整備されている、スコットランドでは大変稀な湖畔のサイクリングスポット。

湖のすぐ側にレンタサイクルがあり、そこで1時間(6ポンド)から自転車を借りることができます。湖畔の周りは途中アップダウンが激しいため、ギア付きの自転車は必須。急なところでは傾斜12度のところもありました。
1時間自転車を漕ぐだけでもかなりの運動量になります。

今回私は2時間借りたのですが、湖の周りを4分の1ほど回ったところで引き返してきました。1周回るには半日かかりそうです。

湖の周りのあちこちに長期滞在者用のホリデーコテージがあるため、ホリデーメーカーたちはこういったところに1週間ほど泊まり、サイクリングをしたり、ウォーキングをしたりのんびり過ごすようです。自前の自転車を持参していた人もたくさんいましたよ。

また、カトリン湖で天気に恵まれなかったとしても、遊覧船でのクルーズも楽しめます。トロサックス観光のオプションの1つに加えてみてはいかがでしょうか。


2011年07月15日(金) written by Miyo from (イギリス)
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