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火のある暮らし

火のある暮らし
薪ストーブの前は
くつろぎの空間スペース
引っ越しをしてから、イギリスで暮らす楽しみがまた1つ増えました。それは「暖炉」。キッチン兼ダイニング・ルームには薪ストーブ、ピアノのあるドローイング・ルームとベッドルームには、それぞれ埋め込み式の暖炉があります。寒さも日に日に増すこの頃、帰宅すると「暖炉に火を入れる」という作業が日課になりつつあります。
暖炉や薪ストーブは、セントラル・ヒーティングやラジエーターと比べると、慣れるまでがちょっと大変ですが、慣れてしまえば安全で、火を入れる時間もそれほどかかりません。火を入れる際には、丸めた新聞紙の上に小枝と小さめの薪を置き、その上に大きめの薪を渡します。新聞紙の近くに着火剤を置き、そのあたりをめがけて火を入れるようにします。キャンプ・ファイアーの要領で、なるべく風が通るようにこれらを重ねていくのがポイントです。

日本ではログハウスでよく見られる傾向にある暖炉や薪ストーブですが、日本での普及率は低く、まだまだ「こだわりのある人が持つもの」というイメージが強いものですが、イギリスではごく一般的な家庭にも普及しています。日本での普及率が1%超なのに対し、イギリスでの普及率は約40%というデータもあり、イギリスでどれだけ暖炉が一般的であるか、この数字からも伺えます。

暖炉は、あらゆる暖房器具の中でも最も経済的な暖房器具の1つなのだとか。年々、光熱費が高騰し続けるイギリスでは、こういった薪ストーブや暖炉が強く支持されている理由が分かる気がします。

また、特筆すべきなのは暖炉の炎がもたらす、「癒し効果」でしょう。暖炉のある部屋というのはそれだけで温もりがあるものですが、火を眺めているだけで視覚的にとても癒されます。
この暖炉のおかげで、ますます楽しみな冬になりそうです。
2012年11月16日(金) written by Miyo from (イギリス)
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