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Arno Carstens とロンドンの南アフリカ人

Arno Carstens とロンドンの南アフリカ人
Arno
2010年のFIFAワールドカップでとても盛り上がった南アフリカ。一般的な日本人からすると南アフリカといえば、とても遠くてイメージするものと言えば、広大な自然とライオンキングの世界。。。歴史の授業で習ったネルソンマンデラ、もしくはメディアから聞く超犯罪都市。。。というところじゃないでしょうか。前から私にとって南アフリカは一度は行ってみたい国リストに入っていたのですが、映画「Tsotsi」を観てからは完全にリストから外れていました。有名なハリウッド女優のシャーリーズ・セロンが映画「モンスター」でアカデミー主演女優賞を取ったスピーチで自分がアフリカ女性として初めての受賞だ、と言っていてふ〜ん、くらいしか思っていませんでした。また、まだ東京にいた頃、米系企業で働いていたときに、会社の中の外国人と言えばイギリス人とアメリカ人が主流の中、私の働いていた投資部門長がたまたま南アフリカ人で、出身のケープタウンのことをよく話していたのを覚えています。
ロンドンに移り住んでみて、思った以上に沢山の南アフリカ人に出会い、また今回のワールドカップ開催国、ということもあり、私の南アフリカに対するイメージはがらりと変わりました。南アフリカ人、とはいえどもロンドンでよく見かけるのはホワイトアフリカーナーに代表されるオランダ系が多いかと思います。ロンドンは南アフリカ人にとって海外で働く一番人気の場所でもあります。"アフリカ人"というイメージとは大分違い多くの人は完璧な英語を話し、大学でビジネスやプログラミング、などを専攻しイギリスへ来てロンドンではシティーなどの金融街で働く人やロンドンの大学院で勉強する人、弁護士を目指している人、など様々です。ラグビーとバーベキューをこよなく愛し、とても自分の国を誇りに思っている、というのが今の私の南アフリカ人のイメージです。

さて、今回はアーノ・カーステンスという南アフリカのケープタウン出身のシンガーソングライター・ギタリストのライブがトッテナムコートロード沿いにあるボーダーラインというクラブで開かれるというので、金曜日の仕事後にのぞいてみました。アーノ・カーステンスは元はThe Springbok Nude Girlsというバンドでリードボーカルとして活動していて、ジャンルはロック・オルタナロック・ポップ、など曲によって様々ですが、南アフリカ人が聞くと郷愁の念に駆られるらしく、ちょっとエモ−ショナルな感じもします。今は主にケープタウンとロンドンをベースに活動していて、この時季イギリスは様々なミュージックフェスティバルがありますが、その中でも有名なIsle of Wight Festivalや今年はチャールズ皇太子が訪れてお墨付きをもらったGlastonburyなどでもライブを行っています。

ボーダーラインで行われたライブには沢山の南アフリカ人(とおぼしき人たち)がいて、とてもコージーな雰囲気で皆でビール片手にとても楽しみました。私は特にSpringbok時代の曲でBlue Eyesという曲と、彼のソロデビュー曲である、Another Universe、という曲がとても気に入りました。特にBlue Eyesは昔からの人気の曲らしく、曲が始まったとたんに皆とても盛り上がり、とてもよい雰囲気でした。

ライブの後、アーノ・カーステンスはとても気さくに話してくれて、どうやら日本でMISIAのライブでもパフォーマンスをする、と言っていましたので、もしかしたら日本でも見れるかもしれません!
2010年07月27日(火) written by Ayako from (イギリス)
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