PageTopワーホリネット | ワーキングホリデーとは
202312266946

年の瀬に水漏れ! 排水口が詰まるイングランド

年の瀬に水漏れ! 排水口が詰まるイングランド
水回りのメンテは大事!(イメージ画像)

 年の瀬ですね。イングランドでは、少し前には雪が積もって寒い日が続いていましたが、今ではすっかり通常運転(雨ばかり…)になっています。
さて、タイトルにもありますが、本日のトピックは水漏れです。
イギリスではフラットに住んでいると結構ある問題で、以前ブライトンに住んでいるときや、ロンドンで働いているときなども、しょっちゅう「水漏れ」が近隣トラブルの原因になっていました。

私は水に関するトラブルを回避すべく、日ごろからシャワーの後には「Shower Squeegee」という名でも売られているT字型のワイパーで水滴を落とし、パッキンは乾拭き(Mold:カビを避けるため)などを徹底し、キッチンのシンクはごみは当然取り除き、1か月〜1か月半に1度は「unblocker」などのリキッドを使ったメンテナンスをしていました。

 しかし、11月末からキッチンシンクの水流れが滞るようになり、どうして臭い!ひとまず「plunger(吸引器)」を購入し、1人奮闘していました。が…どうしてもうまく吸引できず、夫の助けで思いっきり吸引しました。その直後、階下の隣人が扉を叩き、「何してるの!!!水漏れしてる!」と言ってきました。

隣人に謝り、状況を確認。すぐさま不動産会社に連絡を入れたところ、「水」「ガス」「電気」などは優先順位が高く、(それでも翌日ですが)業者の方が来てくれました。
階下の住人は仕事でいなかったために、何かあってもアクセスできないこと、吸引すると水漏れするようであることを言いましたが、そこはイギリス。業者さんはためらうことなくひとまず吸引をし、外のマンホールから時折水があふれていることも伝えると、古い配管が使われているフラットなどで時々あるから、私たちの責任ではない可能性もあるとのことでした。

 結果から言うと、もう一人別の業者さんが来て、マンホールと家を繋ぐ配管の部分を吸引だけしたところ、問題なく水が通るようになり、臭さも解決です!
秋の時期は落ち葉が多く、イギリスは基本的に落ち葉はそのままなので、よく道路の排水口も詰まっています。「落ち葉を一人ひとりが片付ければ、水が流せるようになれば、ローマ時代の舗装のブリックが浮くことや、水があふれるようなことはなくなるだろうな」と思いますが、落ちた紅葉を楽しむのもイギリス流。自然のものは、そのままなくなるまで…ということらしいです。

みなさんも、日ごろのからの水道のケアはもちろんですが、フラットに住んでいる場合は、近隣住人とのコミュニケーションも「念のため」に備えてしっかりとっておくことがおすすめです!


 末筆ですが、筆者の友人はクリスマス当日、家に帰ったらひどい水漏れ(原因はタンク式だったので、そのタンクからの水漏れ)で消防が来ており、家にも入れずホテルに泊まった…という人を知っています!備えあって憂いなし。
来年もすぐそこですが、大掃除と合わせて、生活のあらゆる側面を見直してみるのもよいかもしれません。

今年1年も大変お世話になりました。皆さんが素晴らしい年末・年始を迎えることができますよう、心よりお祈り申し上げます!


2023年12月26日(火) written by Muchiko from (イギリス)
Comment(0)


イギリス関連の記事

この記事へのご感想は以下のフォームからどうぞ

お名前 [必須入力]
コメント [必須入力]
5000文字まで。(コメントにリンクは書き込めません。)
※記事の内容に沿わないコメントはお控えください。
※質問やお問い合わせはお控えください。