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イヌと共存する国、イギリス

イヌと共存する国、イギリス
フェリーの上でもおとなしく
お行儀のよいイヌたち

イギリスでは至るところでよくイヌを見かけます。「イヌ」といっても、単に公園などで散歩中のイヌというわけではなくて、「人間社会にうまく溶け込んでいるイヌ」という意味です。
日本では買い物に行くと、イヌをお店の外に繋いで待たせておくことが多いと思いますが、イギリスではイヌを連れてのショッピングは当たり前、バスや電車などの公共交通機関にも一緒に乗るし、レストランかカフェにも、コンサート会場や職場に連れてくる人までいます。ホリデーにも一緒に出掛け、犬と宿泊できる宿泊施設もたくさんあります。
 

 散歩中は、ほとんどオフリード。日本ではリードを付けて散歩することが常識となっているので、最初はビックリするかもしれません。でも、しっかりトレーニングされているので、「イヌが苦手…」という人も放し飼いのイヌを見て怖がることはないですよ。

 オフリードのイヌには、イギリス人は気軽に近づいていって撫でたり声をかけたりします。必要な時以外は吠えない、知らない人やイヌがいても気にしないというようにきちんとしつけをされているんですね。その代わり、遊びたい時には仲間を見つけて、イヌらしくジャレたりします。逆にリードを付けているイヌは、「吠えたり、噛んだりする可能性があるので、安易に近づいちゃダメ」というサインでもあります。

他人に迷惑をかけるイヌにはリードを付けたり、公共の場には同伴しないということはイギリスでは暗黙のルールとなっています。私も初めてイギリスでのびのびと暮らしているイヌたちを見た時には、その賢さと自由さに感心しました。


 日本でも、イヌが人間社会にうまく溶け込んで、いつでも公共の場に当たり前のように連れて行けるようになるといいですね。イヌがペットというよりも、人とほぼ同等に社会に受け入れているというのがイギリス社会の素晴らしいところだと思います。




2014年09月19日(金) written by Miyo from (イギリス)
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