PageTopワーホリネット | ワーキングホリデーとは
200612261677

ドイツ人のクリスマス年末を含めた休日の過ごし方

ドイツのクリスマスは伝統のあるもので、日本のお正月と一緒で家族と過ごすのが一般的です。休暇のとり方も半端ではなく、職業にもよりますが24日から始まるクリスマス休暇から年末までまとめて長く取ることもここドイツなら可能。クリスマス休暇は田舎の両親、いわゆる実家に帰り、兄弟家族、親戚と過ごします。私と同様に国内に家族がいない場合もありますが、ヨーロッパ圏内であればやはり自分のお国にまで帰りクリスマス休暇を過ごすようです。
大晦日は実家から自宅にすでに戻ってきていることが多く、パーティーをしたり、カフェに行ったりして大晦日のカウントダウンを友人と一緒に過ごすことが多いです。

ドイツの日曜はデパートもスーパーも閉店しているので、(カフェやレストラン、パンやさんだけは開店している)つまらないなあといつも思いますが、それは本来ドイツがキリスト教国であるためで、日曜に教会に礼拝に行ったりするために休みとなっているのでしょう。日曜日は店も開いていないので、水泳やジョギングなどのスポーツをしたり、家で本を読んだり、散歩したり、友人宅を訪ねたりして過ごします。これらが日曜の一般的な過ごし方ですが、あまりに静かでいまだにみんなはいったい何をしているんだろうというのが本音です。日曜の午前中はカフェで朝食をとる人がカフェにいたり、通りにはパンやにパンを買いにちょっと出かける人がいるくらいで、とても静かなのです。

最後にドイツの休暇の話について。年間可能休日は一般に40日ととても多く、休暇が労働者の権利としてきちんと成り立っているのもここドイツならでは。日本で生活してきたものから言わせるとうらやましく、休暇といえば少なくても2週間まとめてとるのがここでは普通。休暇をとらないとしかられるくらいで、休暇をとらないからまじめに働いているとはいえない。ドイツの会社で働いているときは、どんなストレスのなかで働いても、長い休暇のことを考えるとゆとりがあります。休んでしまって、と気楽になれない日本とは違って、他人は別、というあっさりしたドイツ人気質はこういう面ではとてもいいものだなあと感じています。
学校の休みも多く、夏休みは6週間、8月末に新学期が始まったと思うと秋休みが10月上旬から2週間、クリスマス休暇はもちろんのこと冬休みが2月に2週間、4月はイースター休暇も2週間あり、子供のころから長い休暇が当たり前だからこれでいいのかもしれません。
2006年12月26日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
Comment(0)


ドイツ関連の記事

この記事へのご感想は以下のフォームからどうぞ

お名前 [必須入力]
コメント [必須入力]
5000文字まで。(コメントにリンクは書き込めません。)
※記事の内容に沿わないコメントはお控えください。
※質問やお問い合わせはお控えください。