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サマータイム廃止とドイツ人の大好物

サマータイム廃止とドイツ人の大好物
白アスパラディナー

 ちょっと前に夏時間に切り替わり、だいぶ日も長くなり人々がアクティブになり始める季節が到来しました。夏時間といえば、2012年以降にヨーロッパでのサマータイム制度廃止の法案が欧州議会で可決されました。
省エネの目的などがあったにしてもやはり一部の人々は不便に思っていたということが反映された結果なのかもしれませんね。

 確かに、時間が切り替わってから数日はなんだか時間が飛ぶ感覚がしたり寝足りない気分だったり、奇妙な感じがします。無精な人は1年中時計が冬時間または夏時間のままだったりして、正確な時間は今やスマートフォンを確認する始末。今日聞いたラジオによると、現在は夏時間を採用するか冬時間を採用するかが論点になっているようです。

 早起きさんは朝が早く始まる夏時間を希望し、夜更かしさんは暗くなるのが1時間遅くなる冬時間を希望しているようです。現状、夜更かしさんが優勢とのこと。早起きドイツ人というステレオタイプが覆されました。いずれにしても私にとっては年に2度起こる奇妙な感覚が解消されるので嬉しい限りです。


 そしてこの季節、ドイツ人の大好物が旬の時期です。そう、白アスパラガス「シュパーゲル」。市場でもスーパーの野菜売り場でも、主役だと言わんばかりにだいぶ幅を利かせています。私の行くスーパーでは、今の時期は1キロだいたい6−8ユーロ。あるデータによりますと、1年のドイツ人の平均白アスパラ消費量は、1.5キロとのこと。私もさっそくバターソースとハムを合わせた基本的ないただき方で今年の初物を堪能しました。


 なお、6月24日が白アスパラガスシーズンが正式には終わりの日だそうです。「Kirschen rot, Spargel tot(サクランボが赤くなると、アスパラガスは死ぬ)」なんて言い回しもあるようです。つまりサクランボの季節が到来する頃アスパラシーズンは終わりを迎える、ということですね。私もあと数回は白アスパラを食べたいと思います。


2019年04月30日(火) written by モチヅキカズミ from (ドイツ)
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