PageTopワーホリネット | ワーキングホリデーとは
201407155528

ドイツのリサイクル精神。誰かが使うかも。

ドイツのリサイクル精神。誰かが使うかも。
最近入り口付近に置いてあった、
差し上げますのもの。
 私の住むヴォーヌング(マンション)には、約25世帯が住んでいますが、写真のように、ドイツ語で(zu verschenken)差し上げます、といらなくなった食器や掃除機、棚、本などが入り口付近の場所に、置いてあることがよくあります。たいていは3日くらいですべてなくなっています。私も古本やキッチン用品を持ってきたことがあります。Ebayなどのオークションサイトで売る時のように、いろいろな説明を書く必要もありませんし、手軽なリサイクル方法としてかなり効果的です。私はもう必要でなくなったけれど、誰かが必要としているかも、と考えるのです。
 今年のイースター休暇中に、我が家では倉庫や家の中の要らなくなった家具や古いパソコンモニターなど、捨てる作業をしました。そのとき気がついたのは、捨てるということはなんと手間のかかることか、ここ最近は新しいものはほとんど購入していないのに、それでも所有物は多くなる一方、なるべく新しいものを購入しないようにしよう、と再度誓ったのでした。古い家具は、組み立て直し、たくさんの木の板をBSRという粗大ごみ場に車で運んで捨ててきたのですが、その後に今ではアンティーク化した90年代後半のマッキントッシュコンピューター iMac G3 が倉庫の奥から発見され、時代の流れを感じ、普段使っていないのに、急に手離すことが惜しくなりましたが、試しに差し上げます、と紙を張って、入り口外に置いておくと、次の日には跡形もなくなっていました。

 みなさんも、ドイツ滞在中に必要でなくなったものがあったら、まずは箱に入れて、大きいものであればそのまま床に置いて、zu verschenken(差し上げます)と書いた紙を張っておくだけで、リサイクル効果ありです。急な引越しでも、その方法で、捨てられてしまうより、ご近所の人に活用していただけると思うと、ありがたいですね。

2014年07月15日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
Comment(0)


ドイツ関連の記事

この記事へのご感想は以下のフォームからどうぞ

お名前 [必須入力]
コメント [必須入力]
5000文字まで。(コメントにリンクは書き込めません。)
※記事の内容に沿わないコメントはお控えください。
※質問やお問い合わせはお控えください。