ベルリンの素敵な時間の過ごし方 | ドイツ

ドイツも暖かくなり、新緑も日に日に増してきた今日この頃。ドイツではこれから一年で一番いい季節に入ろうとしています。３月末に夏時間になってから、日に日に日が長くなります。夜８時を過ぎているのにとても明るいので、これからどこかにちょっと出かけなくては、という気分にさせられます。

ドイツでは散歩するという言葉を頻繁に聞きますが、何かのついでにするのではない散歩を趣味として楽しむことのできるほど時間に余裕がある雰囲気をここではいつも感じさせられます。

ドイツ人は野外での楽しみ方をよく知っていて、天気が良いときはチャンスを逃すことなく、野外で思いっきり楽しみます。とにかく少しでも多く太陽の光を吸収しようと、燦燦と日が当たるオープンカフェや道の脇に座ったり、ティアガルテンなどのバーベキューもできる大きな公園で寝そべったり、と一日中日光浴を楽しんでいます。こういう日には子供が思いっきり遊べる広い公園にはたくさんの子供たちとお母さん、お父さんが集まります。歩道を占領するオープンカフェは商売繁盛。本を読む人、おしゃべりを楽しむ人、ビールをおいしそうに飲む人々など、たくさんのハッピーな人であふれています。

ゆっくりと過ぎてゆく時間を思い切り満喫することのできるドイツ。いわゆるスローライフはドイツの首都ベルリンであっても当たり前に存在します。ベルリンの中央にすんでいてもなぜか田舎にいるような気分ですし、急いでいる人が誰一人としていない！ロンドンやニューヨークの他の首都にはないそののんびりさがベルリンの魅力と言う人もいます。その分急いでほしい手続きがあっても、スーパーの会計をするにでも、かなり待たなくてはいけないことがほどんどで、いらいらさせられることもあるでしょう。