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ドイツの冬、年が明けると。  季節鬱に。

ドイツの冬、年が明けると。  季節鬱に。
ドイツの典型的な公園内の散歩道

 少々ネガティブな話になってしまいますが、ドイツの冬はうつの人が多くなる時期。日本でも毎年冬の時期にはうつがちな人が多く、セラピーの相談も多くなると聞きましたが、ドイツではこの時期、特にクリスマス休暇が終わると、人々の笑顔を見ることが少なくなるといえます。
昼時間が短い上に、曇りの日も多くて、日照時間が少ないので、鬱になるのは当然。ドイツでは、冬の期間だけうつになる、重い頭痛を繰り返すという季節的うつ病の人が多いってことも言われています。ドイツでは気候や冬時間の変化によって人々の精神状態を操っているという、もっと深刻な問題のような気もします。

 さて、私は20年もドイツに住んでいますが、その暗い冬に慣れるということはいまだになく毎年11月から2月の冬の時期は私もちょっと鬱っぽくなります。
毎年うつにならないようにと考えて、なるべく頻繁に外に行く、スポーツをするなどしていますが、それでもやる気が半減したり、あまり自分から友人に積極的に連絡を入れることもないなど、夏に比べるとかなり停滞期。毎年冬が来る前に以下に冬を楽しく過ごすか対策を考えてはいるのですが、例えば南半球に旅行に行こうかなどと夢見ているだけで、まだ実行したことはありません。ブラジル人の知り合いの中には、夏はベルリンに住んで、冬の間はブラジルに帰国するっていう人がいましたが、それもいいなと思ったりしました。

 さて、うつ防止対策として進められているのはここでもお散歩だったりします。ドイツでのコロナ禍の最中も許可されていたアクティビティーは散歩です。ドイツに来てドイツ語の先生からレッスンの初めのほうに習った動詞も散歩する(シュパツィーレン・ゲーヘン)でした。
趣味はお散歩ですっていう人もいるくらい、こちらでは新しいアイディアを呼び寄せるためにも、気分転換やストレス発散のためにも、特にお休みの日や朝に散歩する人も多いと言います。犬を飼えば毎日散歩に行かないといけなくなるので、そのために犬を飼う人もいるくらいです。


2023年01月24日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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