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ベルリンから停戦の思い 

ベルリンから停戦の思い
ウクライナへの思いを込めて
・ベルリン市内の博物館前で
ウクライナの国旗・

 ウクライナでの戦争が始まった直後、私の住む家の扉の前に写真のような貼り紙がありました。近所のジョージア料理レストランの経営者が、日曜日の夜にバンで必要物資を持ってウクライナ入りするという。
そこで、紙にはいわゆる現地での必要物資リストが書かれており、その商品の寄付を募っている貼り紙でした。その後、週末に買い物に出かけてリストに書いてあった電池やナッツ類を購入。
ドラックストアーに行くとこの現地で必要リストに書いてあった、包帯など数商品が売り切れであった。ドラックストアーで売り切れだったが、うちにたくさんあった包帯、使用していなかった携帯の充電機をレストランのある寄付品受け渡し場へ持って行きました。

 想像した通り、すでにたくさんの缶詰などの物資がたくさん置かれてすでに運送用に梱包されていました。私はガソリン代としての現金も役に立つかも、と思っていたので、さらにその場で現金を募金箱へ。
今史上最大の高値であるガソリン代(1リットル2ユーロ強!である)やレンタカー代の足しにと、たくさんの50ユーロや20ユーロ札も募金箱に入っていた。とても喜んでくれて、ありがとう、と言われたが、彼らは自腹で、しかもそれらを運んで危険であるかもしれない戦地付近へ自ら向かうのである。私からすると、こういうアクションを起こしてくれて本当にありがとう、と気持ちを込めてお礼をいった。どうかお願いします。
早く停戦するといいとポジティブに考えてるけど、現実は甘くないのかと。

 早速、娘の通う高校の学校通信にはウクライナ侵攻がテーマ。
校長先生が投稿しているこの学校通信には、私たちも今後、寄付や何かアクションをする予定であると書いてあった。また、娘のクラスの子の知り合いが先週月曜に必要物資をウクライナまで車で運ぶので、学校で物資集めをしていました。

先週に入ってからはベルリン中央駅には、ウクライナからの難民の人たちが電車で到着。駅内ではボランティアの人がウエルカム用の食料を配ったり、駅前にはウクライナ語で案内してある宿泊施設への送迎バスが何台も。
ドイツ人の早急の難民救済オーガナイズは素晴らしいと改めて感じたのでした。

 コロナ感染者数は今週に入ってから過去最高値になってしまいましたが、ヨーロッパで戦争というさらに深刻な問題が発生したため、コロナ規制の話題はほとんど聞かなくなったのは事実です。
ドイツでは3月15日現在でも、店舗内ではマスク着用規制は維持している状態です。


2022年03月22日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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