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私から見たヨーロッパのサステイナビリティー状況 

私から見たヨーロッパのサステイナビリティー状況
オーストリアの小さなまちの
ドラックストアーに配置されていた
レフィルステーション

 ドイツのサスティナビリティライフもどんどん進んでいるともいえます。
例えば、店頭に売られていたプラスチック製であった商品パッケージが少しずつではありますが、再生紙に変わっていく状況。
そして、ストローが紙製だけの販売になったり、お持ち帰りファーストフードについてくる使い捨てのフォークも木製だけになったのを見ると、確かにそうかなとも思います。

 他のヨーロッパの国に行くとその違いも一際。

イタリアではすでに3年くらい前からスーパーでの果物を入れるためにコンポストにもなる素材でできたビニール袋が使用されていましたが、今年訪れたスペインのマヨルカ島でもスーパーで無料で使用されておりました。


私から見たヨーロッパのサステイナビリティー状況
スペインのスーパーの
ビニール袋。まだビニール袋は
プラスチック製ではあるが、
再生プラスチック素材を
65から70パーセント
使用していますと強調。

 イタリアやスペインでは、ペットボトルはプラスチックゴミ箱に使用後に捨てる状態。ドイツではかなり前からペットボトルもスーパーに返すファンドシステムになっており、購入どきに払ったデポジットがスーパーにボトルを戻すと戻ってくる仕組み。


オーストリアではドイツ以上にサステイナブルな商品やサービスが多かった印象です。例えば、都市部でなくても、小さな町のドラックストアーでも、すでに量り売りシャンプーやボディーシャンプーが販売されており、空になったら店舗にシャンプーの容器を持っていき、リフィルすることが可能でした。
ベルリンにもこういったトイレタリー製品の量り売りがされるであろうと言われていますが、今のところ量り売り店舗は一店舗のみで、ドラックストアにはまだ存在しない状況です。

 最後にまとめると、ヨーロッパでも国によって違いがあり、進んでいるのか、遅れているのかと判定するのは難しく、ある分野は進んでいるけど、違う分野ではまだサスティナブルでないとかいうことが言えます。


2023年09月05日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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