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ベルリンの週末といえば  

ベルリンの週末といえば
8月に行われた1万人の参加した大麻合法化を
求める大麻パレードデモでの様子。
DJ付き、まるで移動クラブのよう。

 コロナ蔓延が少々落ちついてきたベルリンでは、この夏ごろから週末、特に土曜日にさまざまな訴えのデモが盛んに行われています。
ベルリン州警察の発表によると、9月11日は約60件のデモ・集会が申請されているという、日本大使館からメール連絡が入りました。毎週末デモが行われていることは当たり前になっていますが、さすがにこの数はすごいなと、メールを読んでびっくりしたものです。

 家賃高騰に対する抗議デモ(約2万人)、自由を信条としたデモ(バイク3000台以上)とか、気候変動に関する抗議デモ(自転車約3000台)と、それぞれ独自の主張があるようなのです。デモ開催の場所も時間も違うので、ドイツらしくきちんとオーガナイズされています。こういう日はベルリン警察は一日中デモの取り締まり任務に忙しいということでしょう。いろんな疑問・問題があって、みんなそれぞれ訴えることがあるのだけれど、1日でそんなにデモが開催することが許可されているとは。

ベルリンの週末といえば
大麻パレードデモでの
イベント会場にてコンサート。

 さて、先週末の9月24日金曜日は、環境活動家のグレタさんがドイツ議事堂前で演説イベントも加わった、10万人が参加したというFridays for future のデモがベルリンで開催されました。ドイツの他の都市でも開催され、ドイツ国内では総勢62万人が参加したとのことです。そして、日曜日9月26日の気候変動対策についてがキーになっているドイツ総選挙直前のなんともタイムリーなデモでもありました。

 実は、私の高校生になる娘や娘のお友達は午後からの授業をサボって、デモに参加しました。オフィシャルな早退届は認められないとのことで、サボったということになるのだけれど、娘たちにとってはデモに参加する方が学校で授業を受けるよりも、私たちの未来のためによほど大切なことだ!と言っておりました。確かに。年齢層は若年層だけでなく、さまざまの年代の人が参加していたとのこと、学校をサボったのは、私の娘だけでなく、この日は小中学生も学校に行かずに、親子でデモに参加しているケースもトレンドらしく、当たり前となりつつあるようです。


2021年09月28日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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