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200807222391

休暇は不可欠!

7月だというのに、ここ最近ベルリンでは肌寒く雨が多い不安定な天候が続いています。
私の住む地区では、先週末あたりから学校も夏休みに入り、それと同時に旅行に出かける人々が多くなってきました。子供の通っている保育所でも夏休みに入る先生や子供たちが多くなってきました。その保育所は夏休みだからといって閉鎖することはないのですが、子供たちは自主的に夏休みを取り、家族でどこかへ出かけるのが当たり前です。7-8月の期間、保育所では勤務できる先生が少なくなるため、担任の先生がお休みに入ると、子供たちは他のクラスに移動します。事前に休暇調査みたいなものも行われ、先生がいないので出来れば長期間お休みしてください、のようなことをあっさり言われたりもします。

2歳半になる娘の先生がある日、夏休みはいつからとられるのですか?、と。なにやら先生と子供たちと夏休みは何をする?というテーマで話をするそうです。8月中旬頃に休暇をとってどこかに行こう、と思っていましたが、いまだ予定がはっきりしてないのが現実。そのことを伝えると、子供も休暇が必要だし、どこへ行くかみんなで話すので、わかり次第教えてください、と言われて、ドイツでの休暇の必要性を改めて思い知らされた瞬間でした。そして、4歳の息子には今日、僕も休暇が欲しいよ、と言われ、やはりドイツに住んでいるんだなあ、と。

もちろん子供の頃は夏休みがあるのは当たり前だったけれど、仕事してからは日本で休暇とるなんていうと、なんだか申し訳ない気分で、しかも3、4日連続の休暇をとるのがやっと。ここドイツでは休暇というと、短くて1週間から、長いときは4週間とれる人もいるくらい、休暇をとることが人間の生活にとって不可欠なものであることをも気がつかせてくれます。休暇といえば、必ずと言っていいほど、旅に出かけるドイツ人。平均して、2週間は旅行に行く人が多いようです。休みなく働くより、気分転換をしながら、精神的に余裕をもって仕事をするドイツ人。こんなに休暇がとれても、ヨーロッパではドイツ人は働き過ぎなんていわれているらしいです。
2008年07月22日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
Comment(1)


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この記事へのコメント

欧州在住 2008/07/28/18:53
こんにちは、イギリス在住でオットがドイツ人ですが、周りからは「ドイツ人=休んでばっかりで仕事しない」ってからかわれてますよ。ヨーロッパのどこの人が「ドイツ人働きすぎ」って言ってるんでしょうねえ。

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