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世界的に有名となった環境問題のデモ・ベルリン

世界的に有名となった環境問題のデモ・ベルリン
ベルリンでの環境問題のデモのおなじみの
出発地・集合場所・ブランデンブルク門

 さる9月20日に、スエーデン人のグレタ・トゥーンベリさんが一人で始めたデモが世界的な環境問題のデモとなった、Fridays for futureがベルリンおよびドイツの各都市約600カ所でも再度開催されたとのこと。ベルリンだけでも今回は規模がさらに大きくなり、総勢27万人が参加したということです。

 ドイツでは今年に入ってからも、さらに環境問題に関心が高まり、店舗やスーパーではビニール袋は置いておらず、全て紙袋になったほど、徐々ではありますが、プラスチック袋やパッケージを減らす問題にも考慮し始める個人や会社が増えています。
さらに、ソーシャルメディアの影響で特にソーシャルメディアが生活に欠かせない若年層、スエーデン人のグレタ・トゥーンベリさんと同世代のまだ中高に通うようなティーンエイジャーから30代までの若年層の参加、またはその世代の親たちの参加も多かったようです。


 そのデモの2日前には、私の子供たちの通う中学・高校学校の担任の先生から当日の欠席する場合についての内容のEメールが来ていました。
子供たちの話によると、デモに参加するために学校をお休みする生徒が多かったとのこと。子供達の通う学校は進学校だったこともあり、特に環境問題に関心の高い層が多かったといえるからだと思いますが、小学生までもが参加していたということをドイツのオンライン記事で読みました。


 基本的にベルリン内の学校では校長先生の方針によって、その学校によって保護者の承認サインの入った欠席届を出せばその日は欠席が認められる学校が多いようでした。日本ならば、学校に通う生徒がデモに参加、とこういったことはあり得ないのではと思いますが、ドイツでは人それぞれの意見が日本よりは数倍も尊重されていると思いますので、きちんと欠席届を出せば、デモに参加することは認められていることです。すでにFBなどのソーシャルメディアでもこのデモのドイツサイトがありますので、今後もこのデモは定期的に開催される予定です。


2019年10月01日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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