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ドイツからその後のコロナ危機の状況 
The sequel about German COVID-19 crisis

ドイツからその後のコロナ危機の状況
ドイツブランデンブルク・優雅な白鳥たち

 コロナ自粛生活ももうすぐ三ヶ月に入ります。公共の場での1.5メートルのソーシャルディスタンス規制、美容院、スーパーや公共交通機関、タクシー乗車などでのマスク着用の義務といった点は継続中、接触制限は今のところ6月29日までの継続が延長されています。




ドイツからその後のコロナ危機の状況
ドイツブランデンブルクの大自然

 5月末には、公共空間における滞在を最大10人まで、最大2世帯まで認めるということに規制が変更になり、野外でも過ごしやすくなってきたため、公園やストリートに集まる人々も増えてきて、人々が少しずつハッピーな顔になってきているのを確認しながら、私もハッピーになっているところです。この規制緩和を受けて、私も久しぶりに友人にも会うようになり、先週末は友人家族の庭付きの家でバーベキューをしたり、食事したりしました。



ドイツからその後のコロナ危機の状況
今年も綺麗な石楠花は咲いている

 レストラン従業員はマスク着用という条件で、テイクアウトだけが許可されていたカフェやレストラン内での飲食が可能となり、夜23時までの開店が許可されています。バーはテーブルに着席するという条件で、再開開始可能になりましたが、ベルリンの人々の楽しみで世界的に有名でもあるベルリンのクラブはまだまだ閉店継続命令。経営続行ができないクラブが増えるであろう、ベルリンカルチャーがなくなってしまうのではと不安な声も聞きます。イベントについては6月30日からは屋内では300人までで、屋外では1000人までという制限で可能となります。

 また、ここ最近解禁になった場所といえば、フィットネススタジオが6月2日から再開許可が出されました。そして、デモを行う権利もソーシャルディスタンスを守るという条件で開催が許可されており、6月6日にはドイツのハンブルクやミュンヘン、ベルリンなどを代表とする20の都市で、コロナ反対デモに続き、今度はアメリカのミネアポリスでの黒人男性が警官に殺害された事件を受けての黒人人種差別抗議運動Black lives matterのデモが開催されました。


デモには、主に若年層の10代から30代を中心に、ベルリンでは1万7千人が集まったと言われています。私は予定が入っていたこともあり、デモには出かけませんでしたが、開催場所近くを通り過ぎた時は、まるでコンサート会場に出かけるかのように、黒いTシャツを着用した大勢の人を見かけました。

ドイツでは、アメリカような警官による人種差別は日常生活にほとんど起こらないのですが、これだけの講義している人が集まるドイツに感激しました。特にベルリンは外国人も多いですが、人種差別を撤退したい私のドイツ人の友達は白人で、デモに行くように友達に呼びかけていました。
自分が白人だからこそ人種差別に講義するのだということを伝えながら。



2020年06月09日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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