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ヨーロッパの冬の果物・クイッテン

ヨーロッパの冬の果物・クイッテン
写真の下の部分は
皮をむいた状態のクイッテン。

 ドイツはクリスマス休暇に入り、年末までゆっくりと家族や友人と過ごす余裕のある時間を過ごす時期に入りました。
今回はヨーロッパで秋から冬が旬の果物で人気のあるマルメロ、こちらではクイッテンと呼ばれる果物を紹介します。クイッテンと呼ばれる親しみのある果物で好きな人は結構好きという果物。そのまま生で食べることはなく、煮てデザートとしていただきます。煮るとちょっとりんごのような感じ、でも酸味があり、やっぱりりんごでもない独特の果物だと思います。

 私の主人と子供たちはクイッテンが大好きです。
日本では実際にその果物を食べることはあまりないとは思うのですが、こちらでは庭付きの土地を持っていたりすると結構このクイッテンの木があるようです。たくさん収穫するので、煮てジャムにしたり、そのシロップを水で薄めてジュースにしたり、また砂糖をたっぷり入れて煮詰めて固めたグミのようなクイッテンブロットとよばれるお菓子を作ったりもします。

ヨーロッパの冬の果物・クイッテン
なんとなくかわいい形のクイッテン

 ただ、このクイッテンは皮をむかなくてはいけなく、果肉がとても固いので、煮る前に小さく切らないといけないとき、調理準備に時間がかかりました。
今年は私が行きつけのワイン屋さんのご夫婦のセカンドハウスであるベルリン郊外ブランデンブルクの庭に毎年たくさん実るというクイッテンを箱いっぱいにもらってきました。前にクイッテンファンであることを覚えていてくれて、持ってきてくれたのです。去年から今度持ってくるからと言われていたのは覚えていたのですが、本当に持ってきてくれたときはとても嬉感激しました!

 また、クイッテンジャムはイチゴジャムのようにスーパーなどで通常販売していないことが多く、おばあちゃんの味的な手作りが主流のジャムであるとも言えます。


2018年12月25日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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