北海のリゾート、オストフリースランドへの旅 | ドイツ

　少し遅いバケーションを取りました。
国外へ旅行する気分でもない今年は、行ってみたかった北海のリゾート、ニーダーザクセン州のオストフリースラントへ。

オランダの国境と隣接するこの地は、オランダ風の赤いレンガの家々が立ち並ぶ調和の取れた街並みと、その合間に広がる牧草地では牛が風車を背景に草を喰みトラクターがのんびり道路を進む長閑で美しい田園風景を楽しむことができます。
そしてドイツでは貴重な海！海岸沿いにはレストラン、アイス屋、お土産屋が並んでいます。懐かしい潮風の香りに故郷日本を思い浮かべます。

　この地を含み、北海沿岸部には、ユネスコ世界自然遺産にも登録されているワッデン海（Watt Meer）と言う塩性の湿地帯が広がっています。
6時間ごとに干潮と満潮が繰り返されるこの干潟では、潮がひいている干潮の間にWattlaufen（干潟を歩く）を体験することもできます。また、船に乗って近くの海に行くこともできます。

　今回はランゲオーク島に足を伸ばしてみました。自動車が禁止されているらしく、環境客は馬車に乗って島を一周観光することができます。この島は今日ドイツ人に非常に人気があるらしく、また土地も限られているために地価が非常に上がっているとのことです。

　コロナ対策のために、マスク着用義務や水族館での人数コントロールなど様々な制限が課せられてはいますが、予想以上に多くの観光客たちで賑わっていました。
私も、新たな美しいドイツの一面を発見することができ、非常に意義深い旅となりました。