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ドイツの選挙 〜 ドイツワーキングホリデー

ドイツの選挙 〜 ドイツワーキングホリデー
緑の党
「良い保育園と学校のために!
緑の党に一票を!」

 今年2017年は欧州は選挙の年。主要国での重要な選挙がめじろ押ししです。難民問題、波乱の米国新総理誕生、英国のEU離脱に現れているように、内向きかつ右傾化が進むように見える世の中ですが、そんな中でもオーストリアの大統領選ではリベラル派が勝利し、オランダで注目されていたEU離脱を掲げる極右政党も結局敗退。それでも、フランスの極右、国民戦線よろしく泡沫候補もいつのまにか一大勢力になりうるご時世なので、まだまだ何が起きるかわかりません。
ドイツでも秋に大統領選が控えています。メルケル首相は4選を目指して出馬表明をしましたが、大量難民の受け入れで不評を買い、難路が予想されているとも言われています。


 さて、それに先立ち、先日ザールラント州で地方選挙が行われました。選挙前は、街中には各政党を宣伝する大きなスタンドやポスターが掲げられていました。選挙運動として、日本と大きく異なることは、時には騒音にもなり得る大音量で候補者名を連呼する選挙カーでの活動や、候補者が街角にマイク片手に街角に立って不特定多数の道行く人々に熱弁を振るう遊説活動がないことです。
代わりに、ドイツでは候補者たちは、もっと個人向けに対話を重視して、自分たちの主張や意見を知ってもらおうとしていると感じました。例えば、候補者が一軒一軒個人宅のドアをノックして回ったり(私の家にもやってきましたが見るからに外国人の私がドアを開けると戸惑っているようでした)、街角にこじんまりとテーブルとパラソルを立てて、一輪のバラを配ったり。個人的には、ドイツ式の方がスマートだし効果があるのでは、と思いました。


ドイツの選挙 〜 ドイツワーキングホリデー
今回勝利したCDUの該当ポスター

 選挙の結果ですが、メルケル首相のキリスト教民主同盟(CDU)が大差で勝利しました。社会民主党(SPD)といった左派はいずれも伸び悩み左派連立実現はなりませんでした。何かと話題を醸していた移民断固反対の姿勢をとる極右政党ドイツのための選択肢(AfD)は6%程度。
ちなみにドイツの選挙権年齢は18歳以上、一部の州の地方選挙では16歳以上が有します。今回の投票率は昨年の61.6%から大きく伸び69.7%。おそらく一連の欧州分裂危機や移民問題を受けて有権者の意識が高まったのだと思います。

 なお総務省が発表している日本の都道府県議会議員選挙の投票率は平成27年で平均45.05%で下降傾向。外国人ながら、秋の連邦議会選挙にも注目したいと思います。



2017年04月04日(火) written by モチヅキカズミ from (ドイツ)
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