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ベルリン市民の幸福度 ベルリンの良さを考え直す

ベルリン市民の幸福度 ベルリンの良さを考え直す
ベルリン市内中心地のマンション
住宅地でも緑がとにかく多い環境です

 先日、東京のとある広告代理店で行なった世界の都市幸せ度調査結果についての質問インタビューにZOOMで協力しました。
この広告代理店では、世界中の主要都市10都市ほどに住む人々の幸せ度について調査しており、オンラインで世界の対象の各都市に住む人々にオンラインで質問し、その結果をまとめたとのこと。
例えば、その主要都市というのはニューヨーク、上海、ロンドン、パリ、ベルリン、東京、大阪、バルセロナ、ローマ、ヘルシンキなどです。

 東京や大阪はなんと9位と10位のランキングに。裕福な国ではありますが、幸福度の低い日本人とも言われていることから、想像はついていたものの、ベルリンは東京よりは上だけど、第8位という結果で、幸せ度は高い方ではなかったのです。
そこで、それがどうしてか、と、またはベルリンの人が幸福と感じる点(例えば、公園といったような自然と触れ合える場所が多い)があったそうなので、その回答について私なりにベルリンで生活してきた上で、その理由や意見を語るインタビューでもありました。

 さて、実際に住んでいると普段はこういうことは考えることがなかったために、改めてベルリンの良さを考えました。

まず、ベルリンの人々の幸福度が低くなった理由として気がついたことは、物価、家賃や燃料費の大幅な値上げ、ベルリンの住居数が足りない、などなどベルリンに住む人たちに生活が困難な時期が続いているから、かとも。

ただ、ベルリンの人がベルリンという街に住んでいて幸福と感じるのは、公園などの野外で過ごせる場所、音楽を演奏する十分な場所がある、地域コミュニティに愛着がある、という結果が出たとのことです。

確かに、特に春から夏の間だけですが、ドイツの人はとにかく、庭付きのガーデンや、公園などの外でとにかく過ごします。特に高校生や大学生の若年層の飲み会というと、ビールを持って行って公園で過ごすっていうことも多いです。特に今年は、暖かい秋の日が続いているため、外で過ごす時間も多くなっているようです。
音楽に関しても、、個人的にアマチュアのミュージシャンも含め、野外やホール、またはギャラリーのパーティーなどで音楽を披露・演奏できる環境も十分あるなと思います。

 コロナ禍も落ち着いたし、ベルリン市内の住宅地開発も進む中、今後ベルリンの人の幸福度がもう少し上がっていくといいなとも思っています。


2023年10月03日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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