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ドイツからコロナ・ロックダウン2021年1月の状況など 

ドイツからコロナ・ロックダウン2021年1月の状況など
ロックダウン下のデパート店内

 前回お話ししたクリスマス休暇時期のロックダウンはまだまだ続いており、友達にも直接会うこともなく、引きこもり状態、つい鬱になりがちです。
ベルリンでは12月20日から始まったクリスマスの学校休暇が1週間延長となり1月11日から通学し、通常の授業が開始されることになっていた10年生(高校生)以上の高学年は、前日の週末に急遽、出席型ではなく、自宅待機にてホームスクーリングということに変更になりました。
私の子供たちは、現在10年生と12年生なのですが、高校で朝にコロナテストをし、通学継続するということになっていましたが、今思えば、コロナ蔓延がまだまだ油断できないこの現在の状況で、さらに冬でそれでなくても体調を崩す人が多くなっているこの時期、学校の学習も大切ではあるのですが、これでよかったのだと思っています。

写真は、ロックダウンで、食料品以外の店舗は全て閉鎖・地下の食品売り場だけ開店しているデパートのため、通常の売り場はテープで立ち入り禁止になっている様子。

 現在のベルリン州での防疫のための接触制限などの規則は、食料の買い物、仕事,要介護者の世話,役所・裁判所の予約や出頭,医者通い、犬の散歩など以外は、基本的に外出制限規制があります。友人宅に訪問すること、カフェでなく、単に道や外で会うことは可能なのですが、自分の世帯以外の人は一人までという制限があります。

 会社で仕事をしている人のほとんどは、現在はリモートワークで仕事をしており、出張もできるだけなしとの規制もあります。朝も通勤するご近所さんもいないので、ゴミの収集車の音がする以外はとても静かです。たまに時が一瞬止まっているような感覚にもなります。近所のカフェもコーヒーのテイクアウト、レストランもテイクアウトのみですが、朝やランチ時は外でテイクアウトのピックアップを待っている人も多く、またUber Eatのようなレストランから食事を自転車でデリバリーしてくれるサービスや食料品をオンラインで注文すると10分で届けてくれるサービスは結構便利であり、このロックダウンに利用している人も多いです。

そして、私はベルリンの中心部に住んでおりますが、街は至って静かなのですが、日曜日の午後は、開店しているお店がないのですが、お散歩している人が結構多いです。1月のベルリンはただでさえ寒く、日中も曇っている日が多くて薄暗い雰囲気なので、外出をしなくなってしまうことも多いのですが、メンタルを通常に保つためにはドイツ人の趣味の一つであるお散歩が1番と考えている人も多いようです。


 昨年12月27日からベルリンでは、ワクチン接種が医療関係者や高齢者、持病のあるなどリスクのある人を優先的に開始されたばかりですが、一般市民が摂取できるのはいつになるかというところです。
コロナ防疫規制は今のところ1月末までと決定されていますが、私としては、このロックダウンのような状況は3月下旬から4月上旬のイースター休暇の頃まで続くのではないかと覚悟しています。


2021年01月19日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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