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ドイツのアフターコロナの働き方改革  従業員不足のドイツ

ドイツのアフターコロナの働き方改革  従業員不足のドイツ
クリスマス時期なので、ドイツの
デパートのお菓子売り場から

 ここ近年、ドイツでよく耳にする言葉は、従業員不足。
以前よりも労働時間を短縮する、短縮したい人も増えてきているということです。
コロナだけが理由ではありませんが、ジェネレーションによっては、働き方やライフスタイルの価値観が変わってきている、いわゆるワークライフバランスを導入したい人が多くなってきたといったことも考えられます。



 確かに、今までみんな働き過ぎでした。ドイツでも日本よりも年間有給休暇も多いのですが、それでもドイツでも鬱やバーンアウトになったりする人も多くなってきていました。
今では、ドイツでは、月と金曜日はリモートワークってのも普通だし、完全リモートって会社も増えてきている現状です。週1回だけ会社に勤務して、あとはリモートワークってのもかなり普通になってきました。
以前は、家で仕事することって、なんとなくドイツでも、サボり?って印象でした。


 しかし、従業員不足の現状は普通の生活に徐々に色々な影響を与えてきています。
かつてはドイツでも、当日に銀行の窓口に行けば、予約なしで諸々の手続き、たとえば、銀行口座の開設やクレジットカードの申し込みなどのさまさまな申し込み・相談ができたのですが、今では最低早くても1週間後の予約が取れて、その後に相談するという流れになります。
今では、市役所への書類届け関連やパスポートの申請などもオンライン予約が必要であり、早くても3ヶ月後になることも多く、まだ予約が取れるだけで良いことのようです。


 さらに、私が通う近所のスーパーでは、日本と同じように自分でレジ打ちをして支払いを行うセルフレジが導入されており、スーパー従業員もいるけれど、有人レジは閉鎖している状態。その代わりにセルフレジのそばにいるスーパーの従業員が顧客にセルフレジのやり方を教えてくれる状態。
顧客が自分で支払いするのが面倒だから、(多分)レジ開けてください、っていっても、私が教えてあげるからこちらのセルフレジでお願いします、という声が聞こえてきました。私はもう以前からすでに自分でセルフレジに慣れていますので、問題はないですが、顧客によってはデジタル、機械が苦手、面倒っていう人もいるかもしれないけど、もうお客さんでもやらなければいけない時代になっているんだな、と感じています。スーパーでも従業員を増やさない方針というか、従業員が不足しているのかもしれません。



2023年12月26日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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