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ボードゲーム大好きドイツ人

ボードゲーム大好きドイツ人
ボードゲームだらけの
とあるドイツ人の棚

 木々が赤や黄色に色づき、道を歩けば落ち葉のかすれる音やどんぐりやら栗が落ちる音が聞こえ、めっきり秋のドイツ。そこら中でリスたちが忙しく冬支度のために走り回っている姿を見られるのも、自然豊かなドイツならではの日常の光景。
そんな毎日が愛おしく感じる一方、日本の秋刀魚、松茸料理など秋の味覚が恋しい今日この頃です。空高く馬肥ゆる秋、ではありませんが、秋のグルメの他には日本の清々しい秋晴れも恋しいものです。
なぜならドイツはこの2週間見事に雨。2日間ようやく太陽を拝めたかと思えば、その翌日から天気予報はずっと雨、雨、雨。しかし自然には逆らえません。雨の日、そしてこれから本格的に寒い季節に入ったら、家の中で楽しく過ごせるよう知恵を絞らなければなりません。
ドイツに来てから気づいたこと、それは、ドイツ人はボードゲームが好きな人が多いということです。



 ゲームナイトと言っては、定期的に集まってみんなでボードゲームに興じることも多いようです。私も何度か、「ボードゲームは好き?」と聞かれたことがあります。私が知っているボードゲームといえば、monopolyや人生ゲーム、ドラえもんのドンジャラくらいです。
しかし、ドイツに来るとそのバラエティーの多さに驚きます。おもちゃ売り場に行けばボードゲームコーナーが幅を利かせています。
また、図書館でもボードゲームを借りることができます。1歳児向けからできるゲームもあります。

 面白いのが、対象年齢「3歳〜99歳」という風に必ず書いてある所です。想像力を働かせてみると、「ルール」という概念がわかるかわからないかの幼児と、99歳の老人が、一つのゲームを囲み遊ぶ。家族とのゲームを通じて幼児は人とのコミュニケーションの楽しさや忍耐やルールを学ぶ。なんだか素敵ですね。

 私もボードゲームを少し覚え、ドイツ人たちの輪に入れるように頑張ってみたいと思います。毎年10月にドイツのエッセンで、世界最大のボードゲームのイベント、『Internationale Spieltage SPIEL』(エッセンシュピール)が開催されます。今年も10月24日〜27日に開催されるようです。
時にはオンラインでのつながりから離れて、目の前の人とゲームを通じて温かい時間を過ごす、そんな過ごし方も素敵ですね。



『Internationale Spieltage SPIEL』: 
 https://www.spiel-messe.com/de/

2019年10月15日(火) written by モチヅキカズミ from (ドイツ)
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