まだロックダウン中のドイツ・ベルリンからコロナ新規制 | ドイツ

ベルリン市から学校に無料で 配布されているセルフ コロナテスト（陰性結果です！）

　またいつものように、ベルリンからコロナ禍のロックダウンの最新情報をお伝えいたします。ここ３週間ほど、（イースター休暇前まで）スーパー以外の店舗での買い物はやっと予約制で時間制限ありで入店しお買い物することができたのですが、新規制では洋服を買いに行くのも、美容院に行くのにも、オンラインで入店時間を予約し、それに加えて同日のコロナテストの陰性結果の提示が必要となりました。

　ちょっとお洋服を買いに行こうと思っても、正直なところテストまでしてと面倒になってしまったので、もう少し待つかーという気持ちです。市内のコロナテスト会場でコロナテストも週一回までは無料で受けることができます。
息子は４、５月にドイツでいう大学受験資格試験があるため、テスト前にコロナテストをしてから受験するそうで、学校から１０個ほどのコロナテストセットをもらってきており、早速、友達と公園で会う前に自分でテストしていました。4月9日に決定した新規制では、高校の高学年の授業は再開されるようですが、週２回のコロナテストを自宅でしてからの登校となり、高校生の子供たちをもつ私としてはテストまでして子供たちは学校へ行くのだね、と子供たちも大変だなあと、という気持ちと同時に正直驚いています。

　イースター休暇前の3月はさらにコロナ感染が急激に増え、変異型のコロナ感染も増えたため、最新のコロナ規制は4月1日に再度改められ、さらに規制が厳しくなりました。幼稚園が一時閉鎖されるほか、イースター休暇期間はさらにプライベートで友人と会う場合は、同世帯ともう一つの世帯を合わせて５名まで、イースター祝日後の4月6日からさらに厳しくなった点は夜間の９時から朝の５時までの屋外での滞在は（例えば、レストランは入店できないので、公園で会うなどで）は単独か、ふたりまでは許可される、4月６日からは日中は他の世帯に属する人とは一人のみとは会えるけれど、夜間９時から朝の５時までは世帯以外の人とは会うこと、自宅への訪問も禁止となってしまいました。

　今年のイースター祝日は4月1日から週末を挟んでイースターマンデーである4月5日まででしたが、コロナ禍であっても、ドイツ人は休暇は旅行へという人も多く、その前後からは休暇へを出かける人が多いようでした。ベルリンのご近所さんは留守がち、その代わりにベルリン市内では地方ナンバーの車もよく見かけるようになりました。
いろんな人から話を聞くと、イースター休暇を利用して海外へ飛んでいる人も多いようです。外出規制はあっても、旅行規制は特にないようですが、3月30日からドイツに帰国する際に、搭乗を許可されるためにはコロナテストの陰性証明が必要になることになりました。厳しい規制ですが、効果がありますように、イースター休暇後に再度感染者が増えないことを祈る毎日です。