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大学でのドイツ語インテンシブコース

 暑かった夏も終わり随分過ごしやすい今日この頃、勉強の秋、ということでザールランド大学のインテンシブコースに参加することにしました。
大学で開催されるということで、以前より講師や内容の質がよいと何人からか聞いており、いつか受けて見たいと思っていたのです。それにドイツの大学のキャンパス内で学ぶというのも面白そうだと思いました。ちなみに、こちらのコース、ドイツ語コースを提供するVHS(フォルクスホッホシューレ)の2倍ほどのお値段なので期待も高まります。

 申し込みは7月中に済ましてあり、いよいよコース初日、ザールランド大学に足を踏み入れます。自分のレベルはほぼ自己申告で好きなコースを選べてしまうVHSとは異なり、ここではきちんとレベル分けテストがあります。80人ほどのコース参加者は、レベルごとの4つのクラスに分けられます。

 私は2番目のレベルに振り分けられました。クラスは全員で18人、全体の参加者には日本人がたくさんいたにもかかわらず、私のクラスにはラッキーにも日本人は私だけでした。これで否が応でも日本語は使うことができません。クラスの8人ほどがアメリカのオレゴン州の同じ大学で同じ専攻をしている学生でした。さすが大学のコース、交換留学などで現役大学生が多いのですね。そのほかのクラスメートの出身地域は、南北アメリカ大陸から数人、アイルランド、スイス、トルコ、タイなどなど。ほぼみんな学生さん。私がおそらく最年長でした。内容は、毎日1時間半のクラスが2−3コマ。会話、読み、リスニング、発音法、文法、プロジェクト(好きなテーマを選んで調査して自分でまとめたものを後で発表)それぞれ日替わりで行われます。

 今のところ楽しく勉強しています。久々のドイツ語コースですが、忙しくも刺激的で勉強になっています。一つ残念なのは、やはり大学のコースで受講者も現役の学生ばかりということで、取り扱われる文章の内容が「ドイツの大学について」が多いのです。とっくに大学を卒業し、今後大学に戻る予定は目下ない私にとって直接的には無関係ですが、ドイツの大学ってこんな風なんだと知ることもできるからこれについても頑張って取り組みたいです。
メンザと呼ばれる学食や、そのほか大学施設も利用できるので、いわゆる市民講座のVHSでドイツ語を学ぶよりも、プラスアルファの特典は大いにアリだと思います。
残り2週間、楽しんで勉強したいと思います。


2018年09月18日(火) written by モチヅキカズミ from (ドイツ)
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