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ドイツ・イースター焚き火  

ドイツ・イースター焚き火
プレツェン湖畔で行われた
イースター焚き火

 今年は4月15日金曜日から18日月曜日までがイースター連休です。同時に春らしくなり、急に人手が多くなりました。ドイツでは金曜日と月曜日が祭日となり、その間の土曜日は店舗営業はしておりますが、会社勤務の方は金曜から月曜までの4連休となります。
イースター・復活祭は満月の日によって変わるので、毎年異なった日付になります。このイースター4連休前後は学校休暇も重なっていたり、イースター連休前後に年間休暇を一緒にとる人も多いため、春のバケーション時期でもあります。ベルリンでも毎日ヨーロッパ他国から訪れる観光客で賑わっています。


 さて、今回はイースター連休内の聖土曜日(ドイツ語ではKarsamstag)にイエスキリスト復活の前夜祭として行われる伝統行事のイースター焚き火・火祭りについてご紹介します。イースターの火祭りの習慣は、ゲルマン人に由来するものとのことです。最古の書物は、751年に宣教師ボニファティウスと教皇ザカリヤが交わした手紙であり、その中で過越祭の火という風習が記されているとのこと。当時、火の光で照らされた家は災難や病気から守ると信じられていたようです。

 焚き火といっても、小さな規模でなく、数メートルにも及ぶ、見るからにまるで火事のような大きな焚き火の周りに人々が集まります。そのため、やはり火災事故も発生。本日のドイツ国内ネット記事では、ドイツ各地で昨夜のこのイースター焚き火による死者や怪我人が(少数ではありますが)あったとのニュースを読みました。


 ベルリンでは、主に市内約7箇所でイースター焚き火イベントが行われ、写真は今年のベルリン市内のプレツェン湖畔で行われたイースター焚き火の様子です。


2022年04月19日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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